1916年

流山軽便鉄道(現在の流鉄流山線)が、馬橋駅〜流山駅間で開業。

千葉県内の流山軽便鉄道が馬橋駅から流山駅までの区間で開業しました。
1916年3月14日、千葉県松戸市の馬橋駅から流山市の流山駅を結ぶ流山軽便鉄道が開通しました。 開業当初は762mm軌間の軽便鉄道で、地域住民の移動や物流に貢献しました。 戦後には流山電気鉄道、さらに流鉄へと運営が引き継がれ、現在の流鉄流山線となっています。 沿線には住宅地や商店街が発展し、通勤通学路線として利用されています。 開通100年以上を経た今も地域の足として親しまれる鉄道です。
1916年 流鉄流山線
1954年

モスクワ地下鉄5号線環状線が全線開通。

モスクワ地下鉄の環状線が完成し都市交通網が大きく整備されました。
1954年3月14日、ソ連・モスクワの地下鉄5号線(環状線)が全線開通しました。この環状線は市中心部を囲むように路線が配置され、他路線との接続点が多数設けられています。完成により乗り換えが便利になり、通勤・通学の利便性が格段に向上しました。モスクワ地下鉄は豪華な駅装飾で知られ、環状線の駅にも壮麗な建築が採用されました。開通後は1日に数百万人が利用し、都市インフラの象徴となりました。
1954年 モスクワ地下鉄 環状線
1979年

日本全国の電話網で、交換手を要しない自動化が完了。

1979年3月14日、日本全国の電話網で交換手を介さない自動化が完了し、サービスが一層効率化された。
1979年3月14日、日本の電気通信事業者は最後の手動交換機を廃止し、全国の電話交換施設を完全自動化しました。これにより通話接続時間が短縮され、夜間や休日など24時間安定したサービス提供が可能となりました。自動化の導入は戦後の通信需要拡大に伴う技術革新の集大成と評価されています。利用者は番号ダイヤルだけで発信できるようになり、電話網の信頼性と利便性が飛躍的に向上しました。この変革は日本の高度情報通信社会への礎となりました。
1979年 電話網 交換手
1985年

東北新幹線大宮駅 上野駅間開業。大規模なダイヤ改正を同時実施。

1985年3月14日、東北新幹線の大宮駅~上野駅間が開業し、同時に大規模なダイヤ改正が行われた。
1985年3月14日、東北新幹線の延伸区間である大宮駅から上野駅間が正式に開業しました。これにより東京駅を経由せずに首都圏各地と直結するルートが完成し、利便性が向上しました。同時に全国の鉄道路線で大規模なダイヤ改正が実施され、新幹線と在来線の接続時刻も最適化されました。開業に伴い、利用者は移動時間の短縮や乗り換え回数の削減を享受できるようになりました。この区間延伸は東北地方へのアクセス強化と地域振興に大きく寄与しました。
1985年 東北新幹線 大宮駅 上野駅 ダイヤ改正
1992年

東海道新幹線にて「のぞみ」が運転開始。

1992年3月14日、東海道新幹線で高速列車「のぞみ」の運転が開始された。
1992年3月14日、東海道新幹線で新たに開設された特急列車「のぞみ」の運転が始まりました。「のぞみ」は最高速度を従来列車より1ランク引き上げ、東京〜新大阪間を最短約2時間半で結びました。主要都市間を停車駅数を抑えて走行することで、ビジネス客を中心に高い支持を獲得しました。サービス開始に伴い、車両編成や座席予約システムも改良されるなど、利便性が大きく向上しました。以来、「のぞみ」は東海道新幹線の主力商品として現在まで運行を続けています。
1992年 東海道新幹線 のぞみ
2008年

寝台特急「なは」・「あかつき」がこの日発の運行限りで廃止。これにより関西 九州間の定期寝台列車が消滅。

寝台特急「なは」と「あかつき」が廃止され、関西〜九州間の定期寝台列車が消滅した日です。
2008年3月14日をもって、寝台特急「なは」と「あかつき」の運行が終了しました。これにより、戦後から続いた関西と九州間を結ぶ定期寝台列車が姿を消しました。両列車は夜行列車の代表として長年利用され、観光客やビジネス客に親しまれてきました。しかし高速道路網の整備や航空機利用の増加、コスト面の課題から廃止が決定されました。廃止後は昼行特急や新幹線、航空機が主な移動手段となり、鉄道の夜行輸送文化に一つの区切りがつきました。鉄道ファンや沿線地域では惜別の声が上がりました。
なは あかつき 関西 九州 寝台列車
2009年

この日のダイヤ改正でJR東海が在来線ホームをJR各社では初めて完全禁煙化。

JR東海が在来線ホームを完全禁煙化した日です。
2009年3月14日のダイヤ改正に合わせて、JR東海は在来線ホーム上の喫煙スペースを全廃し、国内のJR各社で初めて完全禁煙化を実施しました。これは受動喫煙対策と快適な駅環境の提供を目的としたもので、高齢者や子ども連れの乗客からも歓迎されました。駅構内全体への禁煙拡大はその後全国的なトレンドとなり、公共交通機関での喫煙規制強化の先駆けとなりました。フォローアップとして屋外喫煙所の設置やマナー啓発活動も行われ、乗客マナーの大幅な改善に寄与しました。
2009年 ダイヤ改正 JR東海 在来線 JR 完全禁煙化
2015年

北陸新幹線の長野駅 金沢駅間が開業。そのため、並行在来線の北陸本線(金沢〜直江津)と信越本線(直江津〜長野)が経営移管され、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、しなの鉄道北しなの線が開業した。

北陸新幹線の長野―金沢間が開業し、北陸と首都圏を直結。地域交通の大きな変革が始まりました。
2015年3月14日、北陸新幹線の長野駅から金沢駅間が延伸開業し、首都圏と北陸地域が約2時間半で結ばれるようになりました。 これに伴い、旧北陸本線(金沢〜直江津)と信越本線(直江津〜長野)は経営分離され、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、しなの鉄道北しなの線が新たに運行を開始しました。 新幹線の開業により地域間交流や観光客の増加が期待され、沿線自治体の経済活性化に寄与しました。 高規格な鉄道インフラの整備は、安全性と快適性を向上させ、国内鉄道ネットワークの一大プロジェクトとして注目を集めました。 また、新幹線利用に伴う観光需要の拡大により、地元の文化や産業PRにも大きな期待が寄せられました。
2015年 北陸新幹線 長野駅 金沢駅 IRいしかわ鉄道 あいの風とやま鉄道 えちごトキめき鉄道 しなの鉄道北しなの線
2015年

上野東京ラインが開業。

上野東京ラインが開業し、東海道線と宇都宮線・高崎線が直通運転を開始。都心縦断の利便性が飛躍的に向上しました。
2015年3月14日、JR東日本が上野駅と東京駅を結ぶ上野東京ラインを開業し、宇都宮線・高崎線・常磐線などとの直通運転を開始しました。 これにより、従来は上野駅で乗り換えが必要だった多くの列車が東京駅やその先まで直通し、首都圏南北の移動がスムーズになりました。 運行ダイヤの再編により朝夕ラッシュ時の混雑緩和や輸送力の向上が図られ、通勤・通学利用者に大きな利便性をもたらしました。 鉄道ネットワークの連携強化は都心部のアクセス向上に直結し、沿線地域の活性化にも貢献しました。 将来的にはさらに直通範囲拡大も検討されるなど、東京圏の鉄道網整備の重要な一歩となりました。
上野東京ライン
2020年

JR常磐線 富岡 浪江間が運転再開。伊豆方面へ向かう全車グリーン車の特急サフィール踊り子がデビュー。

常磐線の富岡~浪江間が運転再開し、特急サフィール踊り子がデビュー。震災後の復興と新列車の魅力が注目されました。
2020年3月14日、東日本大震災と福島第一原発事故の影響で運休していた常磐線の富岡駅~浪江駅間が約9年ぶりに運転を再開しました。 沿線住民の生活再建や地域復興のシンボルとして、鉄道網の再生に大きな意義を持つ区間です。 同日に伊豆方面へ向かう新型特急「サフィール踊り子」がデビューし、全車グリーン車で快適な旅を提供します。 サフィール踊り子は洗練された車内デザインや充実したサービスが特徴で、新たな観光需要にも対応しています。 復興と観光振興を兼ね備えたこの取り組みは、地域経済の活性化にもつながる重要なステップです。
2020年 JR 常磐線 富岡 浪江