1832年
バレエ作品『ラ・シルフィード』が初演。
1832年3月12日、パリのオペラ座でバレエ作品『ラ・シルフィード』が初演されました。
フィリッポ・タリオーニ振付、舞踏家マリー・タリオーニ主演によるロマンティックバレエの代表作です。妖精の精霊と人間の青年の悲恋を描き、繊細な演技と幻想的な舞台装置が観客を魅了しました。『ラ・シルフィード』はその後も各国で上演され、ロマンティックバレエの金字塔とされています。舞踊史においてはチュチュ(チュール製スカート)の使用が定着した作品としても知られています。今日でも世界中のバレエ団でレパートリーに加えられ、芸術性と技術の高さが評価されています。
1832年
バレエ
ラ・シルフィード