03月12日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

正平7年2月26日

足利直義

(1306 - 1352)

武将

室町幕府の創設期に活躍した武将。足利尊氏の弟で、幕府内の実権を掌握した。

1306年に生まれ、尊氏とともに鎌倉幕府討幕の軍事作戦に参加した。1338年に室町幕府樹立後は管領として幕政を支え、内政・財政の整備を行った。弟の尊氏と対立しながらも、行政手腕と軍事指揮力を発揮した。直義の改革は幕府の基盤強化に寄与し、その後の将軍権力のあり方に影響を与えた。1352年に急死し、南北朝時代の混乱に巻き込まれた。

1352年正平 2月26日足利直義 1306年

慶長13年1月26日

高力清長

(1530 - 1608)

戦国武将

戦国時代から安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、関東地方の統治に貢献した。

1530年に生まれ、徳川家康の家臣として頭角を現した。小田原征伐や関東移封に参加し、領地経営と治安維持に尽力した。河越夜戦などの合戦で武勇を示し、後に高崎城主となった。戦国末期から江戸幕府成立期にかけて、地域行政と農政改革を推進した。1608年に没し、関東地方の安定化に寄与した功績が語り継がれる。

1608年慶長 1月26日高力清長戦国武将 1530年

正保4年2月6日

小堀政一（小堀遠州）

(1579 - 1647)

武将、茶人

武将茶人

江戸時代前期の大名・茶道家、庭園設計者としても名高い。

小堀遠州（本名・小堀政一）は1579年に生まれ、武家の出身として徳川氏に仕えた。武将としての側面を持ちつつ、茶道や庭園造営、建築、陶芸など多彩な才能を発揮した。「遠州流」という茶道の流派を創設し、茶室建築や道具の意匠にも独自の美学を取り入れた。京都の桂離宮や修学院離宮の庭園設計にも影響を与え、日本の庭園文化に大きな足跡を残した。 1647年2月6日に没し、享年69。

1647年正保 2月6日小堀政一茶人 1579年

同治11年2月4日

曽国藩

(1811 - 1872)

清の湘軍創設者

清朝の武将で湘軍を創設し、太平天国の乱鎮圧に尽力した。

曽国藩（1811–1872）は中国・清朝の軍人として活躍した。太平天国の乱鎮圧に際し、1860年代に湘軍の編成を主導した。軍制の近代化や訓練制度を導入し、効率的な兵制を確立した。李鴻章などと協力し、反乱鎮圧後は軍政・地方行政の要職を務めた。 1872年に没し、中国近代軍制の礎を築いた。

1872年同治 2月4日曽国藩清湘軍 1811年

1907年

松本良順

(1832 - 1907)

大日本帝国陸軍の初代軍医総監

幕末から明治期にかけて日本陸軍の初代軍医総監を務め、軍医制度の基礎を築いた医学者。

松本良順は1832年に生まれ、蘭学に基づく西洋医学を学びました。幕末には江戸幕府の御典医として活躍し、各地で診療にあたりました。明治維新後、政府の医制改革に携わり、1873年には陸軍軍医総監に就任しました。軍医総監として軍医制度の整備や軍医養成所の創設に尽力し、日本の近代軍事医療の基礎を築きました。日清戦争や日露戦争でも後方医療の改善に取り組み、多くの負傷兵を救護しました。晩年は北海道開拓使で医務に従事し、地域医療の発展にも寄与しました。

1907年松本良順大日本帝国陸軍軍医総監 1832年

2008年

ラザール・ポンティセリ

(1897 - 2008)

第一次世界大戦時のフランス軍兵士最後の生存者

第一次世界大戦時のフランス軍兵士最後の生存者として知られる人物。

1897年にイタリアで生まれ、第一次世界大戦にフランス軍兵士として参加。長年にわたり戦友との交流を続け、2008年時点でフランス陸軍最後の生存者となった。戦争体験の証言を重視し、後世に記憶を伝える活動に尽力した。高齢となってからも公の場での講演を行い、平和の大切さを訴えた。 2008年3月12日に逝去。

ラザール・ポンティセリ第一次世界大戦フランス軍 1897年

2023年

李来柱

(1932 - 2023)

軍人、上将、元北京軍区司令官

軍人上将元北京軍区司令官

1932年生まれの軍人。北京軍区司令官として要職を務めた。

1932年に生まれ、人民解放軍に入隊した。上将として北京軍区司令官を務め、重責を担った。部隊の指導と戦略立案に深く関与した。軍事改革や人材育成にも尽力した。 2023年3月12日に逝去した。

李来柱上将北京軍区 1932年