パンダ発見の日(厳密には、ジャイアントパンダ発見の日)
1869年のこの日、中国四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィド(en) が、白と黒の奇妙なクマの毛皮を見せられた。これが、欧米でジャイアントパンダが知られるきっかけとなった。なお、この日を「パンダ発見の日」とするのは日本独自のことであり、学術的に正確な話ではない。パンダの生物学的発見はレッサーパンダが先であり、体格の大きい種が新たに発見されたことによって元々「パンダ」と呼ばれていたものが「レッサーパンダ」、大きいほうを「ジャイアントパンダ」と呼び分けることになり、さらに後者のほうが有名になるに連れて「パンダ」の名が後者の略称のように認識されるに至ったものである。
1869年3月11日、フランス人神父アルマン・ダヴィドが欧米にジャイアントパンダの存在を初めて紹介した日です。
1869年、中国四川省で伝道中のアルマン・ダヴィドが白黒の毛皮クマを見せられ、これを欧米に紹介したことがジャイアントパンダの認知のきっかけとなりました。当時は未知の生物で、学術的にはレッサーパンダと区別されず「パンダ」と呼ばれていました。後に大きい種が「ジャイアントパンダ」と命名され、より広く知られるようになります。日本では3月11日を「パンダ発見の日」として親しまれていますが、学術的には正確な「発見日」ではありません。現在は動物保護や生態研究の象徴的な記念日として位置づけられています。
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