1869年
アルマン・ダヴィドがジャイアントパンダの存在を“発見”する(中国四川省で配色の特殊なクマの毛皮を見出す)。
フランスの宣教師・探検家アルマン・ダヴィドが四川省でジャイアントパンダの存在を西洋に伝えました。
宣教師として中国に滞在していたアルマン・ダヴィドは1869年3月11日に四川省の市場で毛皮の特徴的なクマを発見しました。その後、この動物が未知の大型哺乳類であることを確信し、西洋に報告したことでジャイアントパンダの存在が広く知られるようになりました。ダヴィドは植物学者としても多くの動物・植物標本をヨーロッパに送っており、その業績は自然科学分野で高く評価されています。ジャイアントパンダはその後、世界的な保護の象徴となり、自然保護活動の中心的存在となりました。発見当時はその生態や生息域がほとんど知られておらず、多くの謎に包まれていました。
1869年
アルマン・ダヴィド
ジャイアントパンダ
発見
中国
四川省
クマ