1869年

アルマン・ダヴィドがジャイアントパンダの存在を“発見”する(中国四川省で配色の特殊なクマの毛皮を見出す)。

フランスの宣教師・探検家アルマン・ダヴィドが四川省でジャイアントパンダの存在を西洋に伝えました。
宣教師として中国に滞在していたアルマン・ダヴィドは1869年3月11日に四川省の市場で毛皮の特徴的なクマを発見しました。その後、この動物が未知の大型哺乳類であることを確信し、西洋に報告したことでジャイアントパンダの存在が広く知られるようになりました。ダヴィドは植物学者としても多くの動物・植物標本をヨーロッパに送っており、その業績は自然科学分野で高く評価されています。ジャイアントパンダはその後、世界的な保護の象徴となり、自然保護活動の中心的存在となりました。発見当時はその生態や生息域がほとんど知られておらず、多くの謎に包まれていました。
1869年 アルマン・ダヴィド ジャイアントパンダ 発見 中国 四川省 クマ
1934年

日本野鳥の会創立。

野鳥の保護と観察を目的に、日本野鳥の会が設立されました。
1934年3月11日、日本野鳥の会が設立され、野鳥観察と保護活動を始動。 創立以来、バードウォッチング文化の普及と野鳥生息地の保護に大きく貢献してきました。 全国各地で観察会や講演会を開催し、自然環境への関心を高める役割を担っています。 湿地や森林の保全にも取り組み、絶滅危惧種の調査・保護活動を展開。 現在では会員数も増加し、国内最大級の自然保護団体の一つとして知られています。
1934年 日本野鳥の会
2010年

農林水産省が「ため池百選」を選定。

2010年3月11日、農林水産省は地域のため池から100箇所を選んで「ため池百選」を発表しました。
ため池百選は、水田への用水供給や農業用貯水を支える歴史的建造物の保存を目的とした選定です。 景観的・技術的に優れたため池が選ばれ、地域の観光資源としても注目されました。 選定には地元自治体や農業関係団体からの推薦が活用されました。 今後は維持管理の支援や活用ガイドの整備を通じて、地域振興に寄与することが期待されます。 農村の環境保全と地域文化の継承に向けた取り組みとして評価されました。
農林水産省 ため池百選