03月11日

出来事 - 災害・事故

1966年

菊富士ホテル火災が発生: 群馬県利根郡水上町（現・みなかみ町）にある菊富士ホテルが全焼し、茨城県のタバコ組合の団体客など30人が死亡する。

1966年3月11日、群馬県水上町の菊富士ホテルで火災が発生し、宿泊していた団体客ら30人が犠牲になった。
1966年3月11日未明、群馬県利根郡水上町の菊富士ホテルで火災が発生した。 茨城県のタバコ組合の団体客など宿泊者が巻き込まれ、建物は全焼した。 十分な防火設備や避難経路の整備が不十分であったことが被害拡大の一因とされる。 最終的に30人が死亡し、国内の宿泊施設における防火対策強化が求められた。 この事故はホテル業界全体の安全基準見直しを促す契機となった。
菊富士ホテル火災 群馬県 利根郡 水上町 みなかみ町 茨城県 タバコ
1983年

NKA497便（札幌丘珠発中標津行）YS 11型が着陸に失敗、中標津空港付近の林に墜落する事故が発生。機体が炎上しなかったため、乗客53人に死者は出なかった。

1983年3月11日、NKA497便YS-11型機が中標津空港で着陸に失敗し林に墜落したが、乗客乗員全員が無事だった。
1983年3月11日、NKA497便（札幌丘珠発中標津行）のYS-11型機が着陸進入中に高度を維持できず、空港付近の林に墜落した。 機体は大破したものの、炎上や爆発を免れたため乗客乗員53人全員が救助された。 視界不良や着陸アプローチの計器設定などが事故原因として調査された。 事故後、同型機の運航手順見直しやパイロット訓練の強化など、安全対策が講じられた。 人的被害がなかったものの、航空安全管理の重要性が改めて認識された。
1983年 NKA497便 札幌丘珠 事故
1997年

茨城県東海村にある動燃再処理施設で爆発事故が発生し、労働者37人が低レベルの放射線に被曝する。

東海村の再処理施設で爆発事故が発生し、労働者が放射線被曝した深刻な事故です。
1997年3月11日、茨城県東海村にある動燃（現・日本原子力研究開発機構）の再処理施設で爆発事故が発生しました。 爆発の原因はプラント内の配管トラブルとされ、作業員37人が低線量ながら放射線被曝しました。 施設の安全管理体制や緊急対応の不備が指摘され、政府は対策本部を設置して調査に当たりました。 この事故を受けて、再処理施設の運転停止や点検が行われ、放射線防護策の見直しが進められました。 国内では原子力発電所や関連施設の安全性に対する社会的関心が高まり、原子力政策の透明性向上が求められる契機となりました。
1997年 茨城県 東海村 動燃 爆発事故が発生 放射線
2010年

チリのピチレムを震源とするピチレム地震が発生。

2010年3月11日、チリ中部の港町ピチレム沖を震源とする地震が発生しました。
チリは太平洋火山帯に位置し、地震活動が頻発する地域です。 この地震はピチレム沖約30キロを震源とし、マグニチュード6.9と推定されました。 沿岸部では建物被害や土砂崩れが発生し、津波警報が発令されました。 観光地として知られるピチレムでは宿泊施設や漁港に影響が出ました。 地元自治体と防災機関は迅速に被害状況の把握と復旧作業を進めました。
チリ ピチレム 震源 ピチレム地震
2011年

三陸沖にて、東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）が発生。日本・本州北部沖の太平洋西部海底を震源とするマグニチュード9.0の超巨大地震、及び大津波が発生。死者・行方不明者2万2000人以上を出す大震災となった。

2011年3月11日、マグニチュード9.0の超巨大地震と大津波が東日本を襲い、2万2000人以上の死者・行方不明者を出しました。
この地震は観測史上最大級の規模を誇り、三陸沖を震源として発生しました。 沿岸部には10メートルを超える津波が押し寄せ、港湾施設や住宅地を広範囲に破壊しました。 福島第一原子力発電所の事故をはじめ、ライフラインや交通網にも甚大な被害が発生しました。 国内外からの支援やボランティア活動が長期間続き、復興には多大な時間と資源が投入されました。 防災・減災対策の見直しや地域防護の重要性が再認識され、日本社会に深い影響を与えました。
2011年 三陸沖 東北地方太平洋沖地震 東日本大震災 本州 太平洋 マグニチュード 超巨大地震 津波