2010年

鶴岡八幡宮の「公暁の隠れ銀杏」と呼ばれるイチョウが強風により倒壊。

鶴岡八幡宮の象徴的な銀杏の大木が倒壊。 強風によって長い歴史に幕が下ろされました。
2010年3月10日、鎌倉・鶴岡八幡宮境内にある「公暁の隠れ銀杏」と呼ばれる樹齢千年以上のイチョウが強風の影響で根元から倒壊。 この大木は源実朝暗殺事件にまつわる伝説と結びつき、観光客や地元住民に親しまれていました。 神社のシンボルともいえる巨木の崩壊は多くの関心を集め、倒壊後は保存・再生に向けた議論が活発化。 鎌倉市や文化庁も協議の末、史跡としての対応を検討しました。 自然災害と歴史遺産保護の難しさをあらためて浮き彫りにした出来事です。
2010年 鶴岡八幡宮 公暁 イチョウ