1968年
富山県神通川流域のイタイイタイ病の患者・遺族が原因企業の三井金属鉱業に損害賠償を提訴。
1968年3月9日、富山県神通川流域のイタイイタイ病患者・遺族が三井金属鉱業を相手取り損害賠償を提訴しました。
1968年3月9日、富山県神通川流域で発生したイタイイタイ病の被害者とその遺族が、原因企業である三井金属鉱業に損害賠償を求めて提訴しました。
イタイイタイ病はカドミウム汚染を原因とする腎障害や骨軟化症の公害病で、多くの住民が深刻な健康被害に苦しみました。
汚染された河川や農地は生活基盤を破壊し、地域社会に大きな打撃を与えました。
訴訟は日本の公害裁判の先駆けとなり、企業の環境責任が問われる重要な判例となりました。
この事件をきっかけに公害対策基本法などの法整備が進み、環境保護の意識が社会全体で高まりました。
1968年
富山県
神通川
イタイイタイ病
三井金属鉱業