03月09日

出来事 - 災害・事故

1946年

バーンデン・パークの惨事: イギリス・ボルトンのサッカー場で試合中に群衆事故が発生し33人が死亡。

イギリス・ボルトンのバーンデン・パークでサッカー観戦中に群衆事故が発生し、33人が死亡した。
1946年3月9日、イングランド・ボルトンのバーンデン・パークで地元チームの試合が開催。 観客が一斉に場内に流入した際、狭い通路で群衆が押し合い圧死事故に。 十分な警備体制や避難経路の確保が不十分であったことが惨事の一因とされています。 最終的に33人が死亡し、多くが負傷。英国におけるスタジアム安全基準見直しの契機となりました。 その後、観客動線や収容人数管理などの安全策強化が進められました。
1946年 バーンデン・パークの惨事 イギリス ボルトン サッカー
1961年

福岡県香春町の上清炭鉱で坑内火災。当時、炭鉱事故で戦後最大となる死者数71人。

1961年3月9日、福岡県香春町の上清炭鉱で坑内火災が発生し、戦後最大の死者数となる71人が亡くなりました。
1961年3月9日、福岡県香春町にある上清炭鉱で坑内火災が発生しました。 火災は坑内のガス爆発が原因とされ、消火活動や救出作業が困難を極めました。 この事故で71人が命を失い、戦後最大規模の炭鉱事故となりました。 事故調査により安全対策の不備やガス検知設備の不足が指摘され、労働環境の改善が急務とされました。 この悲劇を受けて炭鉱労働者の安全管理基準が見直され、産業災害防止の取り組みが強化されました。
1961年 炭鉱
1967年

トランス・ワールド航空553便空中衝突事故。

1967年3月9日、アメリカでトランス・ワールド航空553便が小型機と衝突し、多くの死者を出しました。
1967年3月9日、アメリカ・イリノイ州上空でトランス・ワールド航空（TWA）553便（ダグラスDC-9）が小型プライベート機と空中衝突しました。 衝突により両機とも制御を失い、空中分解して地上に墜落しました。 乗員乗客128人と小型機の乗員2人の計130人が死亡し、犠牲者数は当時の航空事故の中でも特に大きなものでした。 事故調査では航空管制の手順や機体識別の不備が指摘され、管制システムの改善が求められました。 この事故を契機にレーダー技術の導入や交信プロトコルの強化が進められ、航空安全対策が一段と強化されました。
1967年 トランス・ワールド航空553便空中衝突事故
2011年

宮城県北部を中心とするM7.3震度5弱の三陸沖地震が11時45分頃に発生。東北地方太平洋沖地震の前震とみられる。

三陸沖を震源とするM7.3の地震が発生しました。
2011年3月9日11時45分頃、宮城県北部を中心にマグニチュード7.3の強い地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。この地震は後に起きる東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の前震とみなされ、多くの津波警報が発令されました。沿岸部では小規模な津波が確認され、建物被害や交通混乱が生じました。住民の間では警戒意識が高まり、震災への備えの重要性が改めて認識されました。気象庁や地震研究者による解析結果は、後の大震災予測や防災対策に活かされました。
2011年 宮城県 M 三陸沖地震 東北地方太平洋沖地震 前震