別名のハマカンザシは、浜に生えて花の様子が簪（カンザシ）に似るためです。園芸上ではアルメリアが一般的。ピンク色の小さな花が球状につきます。グランドカバーとして用いられるといいます。学名Armeriaはケルト語で「海に近い」という意味があり、海に近い浜辺に自生していることから名付けられました。小さな花が集まって助け合って咲いているように見える姿から、思いやりという花言葉がつけられました。
注意: 現在は薬用利用されない
食用には適さない
症状: 特に毒性は報告されていません。
秋から早春まで咲き続け、パンジーやビオラと並ぶ冬の花の代表です。赤、ピンク、紫、黄色、白、複色とバラエティに富んだ花色が華やかで、冬から春の花壇を明るく彩ります。ヨーロッパ原産のP・エラチオール、P・ブルガリス、P・べリスなどが交雑されて育成された品種群で、1950年代にアメリカで育成された大輪品種'パシフィック・ジャイアント'の登場により人気を博しました。
注意: 現在は主に観賞用
食用には適さない
症状: 特に毒性は報告されていません。
ヨーロッパ／西アジア原産で、日本には明治時代に牧草として渡来しました。花穂の形がロウソクに似ており、色も赤いことからストロベリーキャンドルと名付けられました。4月から6月頃にかけて開花し、花や葉の部分は食用にもなります。「胸に火を灯す」という花言葉は、赤色がろうそくの炎を連想させることに由来し、「素朴な愛らしさ」は、その出で立ちが素朴で可愛らしい印象を与えることから付けられました。
注意: 特に注意事項はない
症状: 特に毒性は報告されていません。食用としても安全です。
中国、台湾原産のツツジの仲間で、ベルギーやオランダで品種改良されて作られた園芸品種です。日本のツツジよりも花が大きく、八重咲きの品種も多く存在します。白いアザレアは純潔と節制を象徴し、「あなたに愛されて幸せ」という美しい花言葉を持ちます。室内での鉢植え栽培が一般的で、冬から春にかけて美しい花を楽しむことができます。
注意: ツツジ科植物には毒性があるため注意
有毒のため食用には絶対に適さない
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全草, 特に葉と花
症状: ツツジ科植物特有の毒成分により、摂取すると嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどの重篤な症状を起こす可能性があります。
日本、中国、朝鮮半島原産の常緑低木です。春に白やピンクの小さな壺形の花を房状に咲かせる美しい花木です。名前の馬酔木は、馬がこの木の葉を食べると酔ったようになることから付けられました。有毒植物として知られており、全草にアセボトキシンなどの有毒成分を含んでいます。しかし、その美しい花と常緑の葉で日本庭園には欠かせない樹木として親しまれています。
注意: 有毒なため素人の利用は危険
有毒のため食用には絶対に適さない
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全草, 特に葉
症状: アセボトキシンなどの毒成分により、摂取すると嘔吐、下痢、めまい、呼吸困難、けいれんなどの重篤な症状を起こします。
日本原産の落葉針葉樹で、針葉樹としては珍しく秋に葉が黄色く色づいて落葉します。高さは30メートルにも達する高木で、春には小さな花を咲かせ、秋には美しい黄金色の紅葉を楽しむことができます。寒冷地に適応した樹木で、特に本州中部以北の山地に自生しています。木材は建築材や土木材として利用され、その美しい紅葉で観賞用としても価値の高い樹木です。
注意: 特に薬用利用はない
食用には適さない
症状: 特に毒性は報告されていません。