03月08日

出来事 - 科学・技術

1801年

ジェームズ・フィンレイがアメリカ・ペンシルベニア州に初の近代吊橋・ジェイコブズ・クリーク橋を建設。

ジェームズ・フィンレイがペンシルベニア州にアメリカ初の近代的鉄鎖吊橋を架設した。
ジェイコブズ・クリークに架けられたこの橋は、木製の鉄鎖を用いた初期の吊橋構造を採用。 フィンレイは連結鋼線の原理を応用し、従来の橋梁技術に革新をもたらした。 橋長約30メートルで、通行の安全性と耐久性を大幅に向上させた。 この成功例は世界中の吊橋建設に影響を与え、近代土木工学の発展に寄与した。 フィンレイの業績は後のゴールデンゲートブリッジなど大規模吊橋の礎となった。
1801年 ジェームズ・フィンレイ 英語版 アメリカ ペンシルベニア州 吊橋 ジェイコブズ・クリーク橋 英語版
1909年

日本で、それまでのメートル法・尺貫法に加えヤード・ポンド法も公認した改正度量衡法公布。

1909年3月8日、日本で改正度量衡法が公布され、ヤード・ポンド法が正式に認められました。
日本は従来のメートル法・尺貫法に加えて、ヤード・ポンド法を正式に認める改正度量衡法を公布した。 この改正により海外との貿易や技術交流が円滑になり、計量基準が多様化した。 新しい度量衡法は産業界や商取引にも大きな影響を与えた。 測定単位の選択肢が広がることで、国際標準への対応力が向上した。 公布された法律は今日までの計量制度の基礎となっている。
1909年 メートル法 尺貫法 ヤード・ポンド法 度量衡法
1914年

上野で開催された「東京大正博覧会」で、日本初のエスカレーターが設置され、試験運転が実施される。エスカレーターは、現在の上野東照宮南東側、東照宮に上る階段の場所に設置された。

1914年3月8日、上野の東京大正博覧会で日本初のエスカレーターが試験運転されました。
1914年、上野で開催された東京大正博覧会において、日本初のエスカレーターが展示・設置された。 位置は上野東照宮南東側の階段脇で、来場者の注目を集めた。 当時は輸入品を試験的に稼働させる形だったが、都市の近代化を象徴する設備だった。 試験運転は安全性や実用性を確認する目的で行われ、好評を博した。 この後、商業施設を中心にエスカレーター導入が進み、今日の百貨店などに欠かせない設備となった。
1914年 上野東照宮