1669年

イタリアのシチリア島にあるエトナ火山が噴火。主に溶岩流により、約1万人が死亡。

シチリア島のエトナ火山が大規模に噴火し、溶岩流が広範囲を襲って約1万人の死者を出した。
噴火は1669年3月に始まり、数ヶ月にわたり活発な火山活動を続けた。 流れ出した溶岩は南西斜面に広がり、複数の村落や農地を破壊した。 当時の記録では死者は約1万人と推定され、シチリア島史上最大級の被害となった。 避難や救援活動は困難を極め、壊滅的な被害は後世の火山学研究にも重要な資料を提供した。 この噴火は自然災害の脅威と防災の重要性を顕在化させる出来事となった。
1669年 イタリア シチリア島 エトナ火山 溶岩流
1949年

近鉄山田線松阪駅構内で電車が炎上。乗員・乗客8人が死亡、重軽傷28人。

松阪駅構内で停車中の電車が出火・炎上し、8人が死亡、28人が負傷する重大事故が発生。
1949年3月8日、近鉄山田線の松阪駅構内で停車中の列車が突如出火し、瞬く間に車内が炎上した。 原因は電気系統のショートとされ、逃げ遅れた乗員・乗客8人が死亡、28人が重軽傷を負った。 駅構内の避難誘導や消火設備の不備が被害を拡大させ、当時の鉄道安全管理に大きな衝撃を与えた。 事故後、車両の防火対策強化や駅施設の避難経路整備が進められ、同様の惨事防止に資する教訓となった。 被害の大きさは日本の鉄道史における悲惨な事故の一つとして記憶されている。
1949年 近鉄山田線 松阪駅 電車
1969年

東京都板橋区仲宿の都営地下鉄三田線工事現場跡でガス爆発事故が発生。付近の5棟8世帯が全半焼し、住民5人が死亡。

三田線工事現場跡で発生したガス爆発により周辺住宅が被災、5人の命が失われた痛ましい事故。
1969年3月8日深夜、東京都板橋区仲宿の三田線工事現場跡で老朽化したガス管が破損し大規模な爆発事故が発生した。 爆発の衝撃で周辺の5棟8世帯が全半焼し、逃げ遅れた住民5人が死亡した。 事故調査ではガス管管理の不備と工事現場の安全対策不足が指摘された。 この惨事を契機に建設工事現場におけるガス管埋設管理や避難計画の見直しが全国的に進められた。 都市ガス事業界では安全基準の強化と監督体制の改善が図られ、再発防止策が徹底された。
1969年 東京都 板橋区 仲宿 都営地下鉄三田線 ガス爆発
1992年

瀬戸内海サメ騒動: 愛媛県松山市堀江町沖の瀬戸内海で、タイラギの潜水漁をしていた潜水士の男性がサメに襲われて行方不明になる事故が発生。後にAは体長約5 mのホホジロザメに襲われ、死亡したと認定された。

愛媛県松山市沖の瀬戸内海でタイラギ漁中の潜水士がホホジロザメに襲われ、行方不明になる痛ましい事故が起きました。
1992年3月8日、愛媛県松山市堀江町沖の瀬戸内海で、タイラギの潜水漁をしていた潜水士の男性が突然ホホジロザメに襲われました。 目撃者の証言や漁具の状況から、体長約5メートルの大型サメによる攻撃と推定されました。 事故発生後、捜索活動が直ちに行われましたが、当該潜水士は発見されず行方不明となりました。 この事件は瀬戸内海でのサメ被害が注目された希少な事例として知られ、漁業者の安全対策強化を促しました。 以降、サメの目撃情報や事故防止のためのガイドライン策定などが進められるきっかけとなりました。
1992年 瀬戸内海サメ騒動 愛媛県 松山市 瀬戸内海 タイラギ 潜水 サメ m ホホジロザメ
2000年

東京都目黒区の中目黒駅近くにて、営団地下鉄(現:東京地下鉄)日比谷線の脱線事故。5人が死亡。60人以上が負傷。(営団日比谷線脱線衝突事故)

東京地下鉄日比谷線で脱線・衝突事故が発生し、5人が死亡、60人以上が負傷する大惨事となりました。
2000年3月8日未明、営団地下鉄(現:東京地下鉄)日比谷線の中目黒駅付近で車両が脱線し、続行列車と衝突する事故が発生しました。 事故は線路切替ポイント付近で起き、脱線した列車が対向する車両と衝突しました。 この事故により乗客5人が死亡、60人以上が負傷し、現場は一時大混乱となりました。 原因調査では設備の老朽化や信号システムの不具合、運行管理体制の問題などが指摘されました。 事故を受けて地下鉄各社は保守点検の強化や緊急対応マニュアルの見直しを実施し、安全対策の徹底を図りました。
2000年 東京都 目黒区 中目黒駅 営団地下鉄(現:東京地下鉄)日比谷線 営団日比谷線脱線衝突事故
2014年

マレーシア航空370便墜落事故。

クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便が消息を絶ち、航空史上最大級の未解決ミステリーとして注目を集めました。
2014年3月8日、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便(ボーイング777)がレーダーから消失しました。 機体には乗客乗員239名が搭乗し、ベトナム沖で最後の交信後に行方不明となりました。 マレーシア政府をはじめ国際的な大規模捜索が行われたものの、明確な残骸はほとんど発見されず、未だ重大事故の解明には至っていません。 この事件は航空機追跡システムの脆弱性を浮き彫りにし、安全基準の見直しや通信・監視技術の強化を促す契機となりました。 現在も多くの調査報告や憶測が存在し、航空業界に大きな教訓を残しています。
2014年 マレーシア航空370便墜落事故