啓蟄2009年・2012年・2013年・2016年・2017年・2020年・2021年・2022年)

国・地域: 日本

二十四節気の1つ。太陽の黄経が345度の時で、大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。

春の訪れを告げる二十四節気の一つで、太陽の黄経が345度になる時期です。冬眠していた虫が地上に姿を現し、農作業の目安ともされてきました。
啓蟄は中国で成立した二十四節気の3番目にあたり、春分の前に位置します。 陽気が暖まり始め、地中の虫が穴から這い出す頃とされることからその名が付きました。 日本でも古来より農作業の指標とされ、民間ではこの日を目安に田畑の準備を始める習慣があります。 暦の上では気温や自然の変化を細かく区分し、生活リズムに応用してきました。 現代では気象データや農林業、健康管理などにも利用され、季節感を再認識するきっかけにもなります。
啓蟄 日本 二十四節気

ミス・コンテストの日

国・地域: 日本

シカゴ・トリビューンの依頼により時事新報が「世界美人コンクール」の日本予選として行った「良家の淑女」写真コンテストの入賞者を1908年のこの日に掲載したのが日本のミス・コンテストの始まりとされていることから。

日本で初めて行われたミス・コンテストは、1908年の「良家の淑女」写真コンテスト入賞者発表が起源です。当時の女性観や文化を映す記念日です。
1908年3月5日、時事新報がシカゴ・トリビューン依頼の「世界美人コンクール」日本予選として「良家の淑女」写真コンテストを実施しました。 その入賞者が同日の新聞に掲載されたことが日本のミス・コンテストの始まりとされています。 応募者のファッションや理想の美が当時の社会風俗を反映し、多くの関心を集めました。 以後、全国規模のコンテストは主にメディアを通じて広まり、日本の美意識や女性像の変遷を象徴するイベントとなりました。 今日では多様性を取り入れたコンテストも登場し、歴史的背景を振り返る機会としても意義深い日です。
ミス・コンテスト 日本 シカゴ・トリビューン 時事新報 1908年

スチュワーデスの日

国・地域: 日本

東京航空輸送社が1931年3月5日に実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果がこの日に発表されたことから。

日本初のスチュワーデス採用試験結果発表が1931年3月5日に行われたことに由来する記念日です。日本の航空業界と女性の社会進出の歴史を示します。
1931年3月5日、東京航空輸送社が日本初となるスチュワーデス(女性乗務員)採用試験を実施し、その合格者を発表しました。 当時、航空機はまだ珍しく、女性乗務員の登場は航空旅客サービスの新たな時代を告げる出来事でした。 合格者は制服姿でメディアに紹介され、スチュワーデスは憧れの職業として注目されました。 その後、航空各社に広がり、客室サービスの質を高める役割を担う職種として定着しました。 今日ではキャビンアテンダントと呼ばれ、国際的な基準にも対応する専門職業となっています。
スチュワーデス 日本 東京航空輸送社 1931年

巫女の日

国・地域: 日本

「み(3)こ(5)」の語呂合わせから生まれたネット上でのイベントで、主に巫女を題材の中心とする絵師がその日に合わせてイラストを発表する。

「み(3)こ(5)」の語呂合わせで生まれたオンラインイベントで、巫女をテーマに絵師が作品を発表する日です。ファンアートの交流が盛んです。
3月5日の「みこ」の語呂合わせから、ネット上で巫女を題材としたイラストを発表する日として定着しました。 巫女装束や神社を舞台にしたアートがSNSやイラスト投稿サイトで多く投稿され、ファン同士の交流の場となります。 歴史や文化背景を学びつつ、創作を楽しむ機会として参加者が増えています。 同日に合わせてオンラインイベントやタグ企画が催され、イラストレーターやファンが一体となって盛り上がります。 宗教的な儀式ではなく趣味の創作活動として広がっており、コミュニティ文化の一端を担っています。
巫女 日本 絵師

サンゴの日

国・地域: 日本

世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が1996年に制定。「さん(3)ご(5)」の語呂合わせと、サンゴが3月の誕生石であることから。

WWFジャパンが制定した「さん(3)ご(5)」の語呂合わせによる環境保護の記念日。サンゴ礁の重要性を考える機会です。
1996年、世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が3月5日を「サンゴの日」として制定しました。 「さんご」の語呂合わせと、サンゴが3月の誕生石であることが由来です。 サンゴ礁は海洋生態系の多様性を支える重要な存在であるため、保護活動の周知を目的としています。 毎年、観察会や講演会、清掃活動などが各地で行われ、子どもから大人まで参加しています。 地球温暖化や海洋汚染によるサンゴの白化被害が深刻化する中、その現状を知り行動を促す日となっています。
サンゴ 日本 世界自然保護基金ジャパン 1996年 語呂合わせ 誕生石

産後ケアの日

国・地域: 日本

尿もれなどの産後のトラブルを改善し、産後ケアの大切さを知ってもらおうと、日本製紙クレシア株式会社が立ち上げた「産後ケア」の日実行委員会が制定。出産を経験した全ての女性たちが産後トラブルから解放され、いつまでも内面から美しく、毎日がもっと楽しく、もっと心地よく過ごせるようにとの願いが込められている。日付は3と5で「産後」と読む語呂合わせから。

産後トラブルからの回復と心身のケアの重要性を伝える記念日。3と5で「産後」の語呂合わせです。
日本製紙クレシア株式会社が設立した産後ケアの日実行委員会が3月5日を記念日に制定しました。 日付は「さんご(3・5)」の語呂合わせで、出産後のケアの必要性を象徴しています。 産後の尿もれや体調不良、精神的な負担などのトラブルを予防・改善する大切さを広く呼びかけています。 講座や相談会、ケア用品の紹介などを通じて、経験者の声や専門家の情報を紹介するイベントが行われます。 出産を経験した女性が健康的で快適な日常を送れることを目指し、社会的なサポートの充実を促進します。
日本 日本製紙クレシア

雷鋒に学ぶ日

国・地域: 中国

1963年3月5日に毛沢東が「雷鋒同志に学ぼう」運動として開始。

中国で1963年に始まった「雷鋒同志に学ぼう」運動を記念し、奉仕や献身の精神を学ぶ日です。
1963年3月5日、毛沢東が「雷鋒同志に学ぼう」運動を提唱し、中国全土で奉仕活動が奨励されました。 雷鋒は人民解放軍の兵士で、その無私の奉仕精神が英雄視され、模範とされました。 この日には学校や職場、地域で掃除やボランティア活動が行われ、互いに助け合う文化が育まれています。 中国国内では「学雷鋒日」として広く認知され、戦後世代の社会教育にも大きな影響を与えています。 近年では国際的な視点からも討議され、中国の市民運動や社会改革の歴史的意義が見直されています。
雷鋒 中国 1963年 毛沢東