03月05日

出来事 - 経済・産業

1932年

三井財閥総帥・團琢磨が日本橋三井本館前で血盟団員により射殺される。

三井財閥総帥・團琢磨が血盟団員により日本橋で暗殺された事件。

1932年3月5日、三井財閥総帥の團琢磨が東京・日本橋の三井本館前で右翼秘密結社「血盟団」の一員により銃撃され暗殺されました。團は戦後復興期の実業家として財界で大きな影響力を持っていましたが、政治的な思惑を巡る対立が背景にありました。襲撃は警備が手薄だった早朝に発生し、團は即死しました。事件は経済界に衝撃を与え、治安対策の強化や右翼排除運動が議論を呼びました。暗殺犯は国家改造を掲げる血盟団の過激派思想に基づいて行動したとされています。

1932年三井財閥團琢磨日本橋三井本館血盟団

1953年

スターリン暴落。ソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンの重体（実際は同日死亡）の報道により、軍需株を中心に世界中の株式市場が暴落。

スターリン重体報道を契機に、世界中の株式市場が暴落した日。

1953年3月5日、ソ連最高指導者ヨシフ・スターリンの重体報道が流れると、欧米を中心に株式市場は一斉に売りに傾きました。\n特に軍需関連株を中心に売却が相次ぎ、世界的な株価暴落が発生しました。\n当時の冷戦下での不確実性が投資家心理を一層不安定化させ、金融市場に大きな動揺をもたらしました。\n数日間にわたり株価は急落し、多くの国で経済的な影響が生じました。\n後にスターリンは同日に死亡していたことが明らかとなり、市場の混乱はさらに深刻化しました。

1953年スターリン暴落ソ連ヨシフ・スターリン株式市場暴落