弘仁14年1月19日

空海が嵯峨天皇から東寺を下賜される。

空海が嵯峨天皇より東寺を賜り、真言宗の根本道場とした日です。 京都の東寺は以後、密教の中心となりました。
823年3月5日(弘仁14年1月19日)、高僧空海(弘法大師)が嵯峨天皇から東寺を賜りました。 これにより空海は真言宗の教えを広める拠点を得て、日本密教の基礎を築きます。 東寺は平安京の南大門に位置し、官寺として国家鎮護の役割を担いました。 空海はここで教義の研究・伝道のみならず、書道や彫刻などの文化活動にも力を注ぎました。 東寺は空海の死後も密教の中心地として隆盛を極め、今日に至るまで多くの信仰を集めています。
823年 弘仁 1月19日 空海 嵯峨天皇 東寺
1942年

ドミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲第7番が初演。

ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」が初演され、戦時下の希望を象徴した。
1942年3月5日、ロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチによる交響曲第7番「レニングラード」がモスクワで初演されました。本作は第二次世界大戦中のレニングラード包囲戦を背景に作曲され、抵抗と連帯の精神を表現しています。演奏は危機的状況下でも芸術の力を示すものとして大きな反響を呼びました。壮大な弦楽のリズムとトランペットのテーマは聴衆に希望と勇気を与え、その後世界各地で演奏される名曲となりました。音楽史における戦争と表現の深い関わりを象徴する重要作品です。
1942年 ドミートリイ・ショスタコーヴィチ 交響曲第7番
1963年

日本SF作家クラブが発足する。

日本SF作家クラブが発足し、SF文学の創作と交流の拠点が整った日。
1963年3月5日、日本SF作家クラブが正式に設立されました。\nクラブはSF作家同士の情報交換や創作支援、読者交流の場として機能しました。\n発足当初から多くの著名SF作家が参加し、日本におけるSF文学の地位向上に貢献しました。\n定期的な交流会や講演会、機関誌の発行を通じて、新人作家の発掘や作品発表の機会が拡大しました。\nこの組織は日本SF界の中心的な活動拠点として、現在に至るまでその伝統を受け継いでいます。
1963年 日本SF作家クラブ
1981年

黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』が発刊。

黒柳徹子の自伝的児童書『窓ぎわのトットちゃん』が1981年に発刊され、教育現場や読者に大きな感動を呼びました。
本書は著者の幼少期を舞台に、個性的な校長先生との出会いやユニークな教育手法を描いています。 窓ぎわの席だけを使うトモエ学園での学びや冒険が、読者に自由な発想と寛容の大切さを伝えました。 発刊後ベストセラーとなり、国内外で翻訳版も出版されました。 教育や子育てに関する議論を喚起し、多くの学校で特別授業の題材として取り上げられました。 現在も幅広い年代から支持される名作児童書の一冊です。
1981年 黒柳徹子 窓ぎわのトットちゃん