03月05日の誕生花 | calendar.web-standard.org

オランダアヤメ (阿蘭陀菖蒲)

学名: Iris × hollandica

科名: アヤメ科

花言葉

特徴

花色:

説明

地中海沿岸原産で、19世紀にオランダで品種改良されたアヤメ科の球根植物。スペイン、フランス、北アフリカ原産の3種の交配により作出された。紫、黄、白など多彩な花色があり、4～6月に直径11～16cmの美しい花を咲かせる。主に切り花用として栽培され、和風にも洋風にも合う花として人気が高い。

豆知識

「アイリス」はギリシャ語で「虹」という意味
19世紀にオランダの球根会社Van Tubergenが作出
3つの原種の交配により生まれたハイブリッド
お花屋さんで見るアイリスの多くはこの品種

利用方法

観賞用

切り花として利用
生け花の花材
フラワーアレンジメント

薬用

特に薬用効果は知られていない

注意: 特に注意すべき点はない

食用

食用には適さない

その他

園芸産業の重要作物
球根の輸出商品
香水の原料として利用されることがある

毒性

症状:

ストック (紫羅欄花)

学名: Matthiola incana

科名: アブラナ科

花言葉

特徴

花色:

説明

南ヨーロッパ原産の本来は多年草だが、日本では夏の暑さに弱いため一年草として扱われる。草丈20～80cm、3～5月に4弁花を穂状に咲かせる。花色はピンク、白、紫、黄、赤など豊富で、甘いスパイシーな香りが特徴。切り花として花持ちがよく、アレンジメントに人気。

豆知識

英名の「Stock」は茎という意味で、茎が太くしっかりしていることから
和名の「アラセイトウ」は「紫羅欄花」と書く
一重咲きと八重咲きがあり、八重咲きの方が切り花として人気
花は下から順に咲き進む性質がある

利用方法

観賞用

切り花として利用
花壇植栽
寄せ植えの材料

薬用

古代には薬草として利用されていた
現在は薬用としての使用は一般的ではない

注意: 現在は薬用効果は確認されていない

食用

食用には適さない

その他

香水の原料として利用
ドライフラワーとしても楽しめる

毒性

症状:

アネモネ

学名: Anemone coronaria

科名: キンポウゲ科

花言葉

特徴

花色: 赤、白、青紫

説明

地中海沿岸やヨーロッパ南部原産のキンポウゲ科の球根植物。春に赤、白、ピンク、紫、青など鮮やかな色の花を咲かせる。花名はギリシャ語の「風」に由来し、風で散りやすいことから。ギリシャ神話では美青年アドニスの血から生まれた花とされる。全草に毒性があるため取り扱いに注意が必要。

豆知識

学名のcoronariaは「花冠」という意味
ギリシャ語の「anemos（風）」が名前の由来
100以上の種類があり、品種ごとに香りが異なる
つぼみと開花時で色の雰囲気が変わることがある

利用方法

観賞用

花壇や鉢植えとして観賞
切り花として利用
春の寄せ植えの材料

薬用

古代には薬草として使用されていた
現在は有毒植物のため薬用には用いない

注意: 全草に毒性があるため内服は絶対に避ける、皮膚への接触も注意

食用

食用には適さない（有毒）

その他

フラワーアレンジメントの材料
ブーケの彩りとして利用

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草（プロトアネモニン）

症状: 皮膚炎、水疱、かぶれ、内服により消化器症状や重篤な中毒症状

ヤグルマギク (矢車菊)

学名: Centaurea cyanus

科名: キク科

花言葉

特徴

花色:

説明

ヨーロッパ原産の一年草で、元々は麦畑に生える雑草だった。青い花が特に美しく、ドイツとエストニアの国花となっている。花は鯉のぼりの矢車に似ることから和名がついた。切り花、ドライフラワー、エディブルフラワーとして利用される。古代エジプトのツタンカーメン王の墓からも発見されている歴史ある花。

豆知識

学名のCentaureaはギリシャ神話のケンタウロスに由来
cyanus はギリシャ語で「藍色の」という意味
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」にも描かれている
ナポレオン時代にプロシア王妃が息子たちと摘んだ歴史がある

利用方法

観賞用

花壇に植栽
切り花として利用
ドライフラワーとして観賞

薬用

古代から薬用、食用、染料用として利用
現在は主に観賞用

注意: 現在は薬用としての効果は確認されていない

食用

花弁

その他

天然染料として利用
昆虫の蜜源植物
ワイルドフラワーガーデンの材料

毒性

症状: