03月04日の誕生日 | calendar.web-standard.org

1188年

ブランシュ・ド・カスティーユ

(1188 - 1252)

フランス王妃

フランス王妃として知られ、息子ルイ9世の母であり摂政として国政を主導した人物。

ブランシュ・ド・カスティーユは、カスティーリャ王女として生まれ、フランス王ルイ8世と結婚して王妃となった。息子ルイ9世が幼少の際に摂政を務め、政治的手腕を発揮し国内外の政務を取り仕切った。外交や反乱鎮圧など多方面に活躍し、フランス王権の安定に大きく貢献した。修道院や慈善事業を支援し、社会福祉にも力を注いだ。 1252年に没後も、その統治をめぐる評価は現在に至るまで高い。

1188年ブランシュ・ド・カスティーユフランス王妃 1252年

1394年

エンリケ航海王子

(1394 - 1460)

ポルトガルの王族

ポルトガル王子で、航海技術の発展と大航海時代を推進した人物。

エンリケ航海王子は、アヴィシュ家出身のポルトガル王子として生まれた。ナタール地方に設立した航海学校を通じて航海術や地理学を研究・教育し、多くの探検船団を支援した。その後援により、大西洋沿岸の探検やアフリカ西岸の航路開拓が進み、大航海時代の幕開けに大きく寄与した。遠洋航海の資金提供や航海図の改良を行い、後にポルトガルの世界進出の基盤を築いた。 1460年に没したが、その功績は後世の探検家たちに強い影響を与え続けた。

1394年エンリケ航海王子ポルトガル 1460年

天文2年2月9日

島津義久

(1533 - 1611)

薩摩国の戦国大名

薩摩国の戦国大名として勢力を拡大し、九州の統一に貢献した武将。

島津義久は、薩摩国を本拠とした戦国大名として生まれた。豊臣秀吉の九州平定では島津氏随一の重要な地位を占め、秀吉軍との交渉や戦闘で活躍した。関ヶ原の戦いでは西軍に属したが、戦後も領国の維持に成功し、江戸時代の基礎を築いた。内政面では領国経営に注力し、農業振興や港湾整備を推進した。 1611年に没し、その統治手法と家中の結束は後世まで受け継がれた。

1533年天文 2月9日島津義久薩摩国戦国大名 1611年

永禄4年2月19日

井伊直政

(1561 - 1602)

戦国武将、初代彦根藩主

戦国武将初代彦根藩主

徳川家康に仕え、彦根藩を興した戦国武将。

井伊直政は、徳川家康の家臣として数々の合戦で勇名を馳せた。関ヶ原の戦いでは先鋒を務め、その功績により戦後に近江彦根藩が与えられた。彦根城の築城を指揮し、藩政の基盤を固めた。内政では検地や税制改革を進め、領民との信頼関係を築いた。 1602年に没し、その勇猛さと統治手腕は井伊家の礎となった。

1561年永禄 2月19日井伊直政戦国武将彦根藩主 1602年

寛文10年1月13日

大村純庸

(1670 - 1738)

第6代大村藩主

江戸時代の大村藩第6代藩主として領国経営を行った大名。

大村純庸は大村氏の家督を継ぎ、第6代大村藩主として藩政を担った。治水や商業振興に取り組み、領内経済の安定化を図った。学問の奨励にも力を入れ、藩校の整備を進めて人材育成を推進した。対外的には幕府への忠誠を示し、藩の存続と発展を維持した。 1738年に没し、その治世は大村藩の歴史に刻まれている。

1670年寛文 1月13日大村純庸大村藩主 1738年

1678年

アントニオ・ヴィヴァルディ

(1678 - 1741)

作曲家

イタリア・バロック期を代表するヴァイオリニスト兼作曲家。

アントニオ・ヴィヴァルディはヴェネツィア生まれの作曲家で、聖マルコ聖職者としても活動した。ヴァイオリン協奏曲「四季」をはじめとする多数の協奏曲や宗教曲を作曲し、その華麗で躍動的な作風は高く評価されている。孤児院「ピエタ女子音楽院」の音楽教師として次世代に才能を伝え、多くの女性音楽家を育成した。生前は評価が分かれたが、後世のバロック音楽復興運動で再評価され、現在では最重要作曲家の一人とされる。 1741年に没したが、その作品は世界中で演奏され続けている。

1678年アントニオ・ヴィヴァルディ作曲家 1741年

1741年

カシミーロ・ゴメス・オルテガ

(1741 - 1818)

医師、植物学者、薬物学者

医師植物学者薬物学者

スペインの医師・植物学者・薬物学者として活躍した学者。

カシミーロ・ゴメス・オルテガはマドリード大学で医学を学び、後に医学教授として教壇に立った。王立植物園の監督および薬草学の研究を通じて多くの薬用植物の分類と利用法を体系化した。彼の著作は18世紀の植物学と薬物学の発展に寄与し、欧州各地で参照された。スペイン学士院の会員として学術交流を促進し、後進の育成にも尽力した。 1818年に没するまで、生涯を通じて学術研究と教育に献身した。

1741年カシミーロ・ゴメス・オルテガ 1818年

宝暦10年1月17日

前田利物

(1760 - 1788)

第7代大聖寺藩主

江戸時代の大聖寺藩第7代藩主として領国統治を行った大名。

前田利物は加賀藩の支藩である大聖寺藩の第7代藩主に就任した。藩政では財政改革や農村振興を進め、領内の経済基盤を強化した。文化面では学問や儒学を奨励し、藩校の整備に寄与した。幕府への忠誠を保ちつつ、独自の行政手法を取り入れて藩政の安定を図った。 1788年に没し、その統治は大聖寺藩の歴史に影響を与えた。

1760年宝暦 1月17日前田利物大聖寺藩主 1788年

1782年

ヨハン・ルドルフ・ウィース

(1782 - 1830)

編集者

ドイツの編集者として学術書や文献の出版に尽力した人物。

ヨハン・ルドルフ・ウィースはゲッティンゲン大学で学び、後に出版業界で編集者として活躍した。学術書や古典文献の校訂と編集を手がけ、正確なテキストの普及に貢献した。多数の著者と協働し、18世紀末から19世紀初頭の知識人コミュニティを支えた。編集作業を通じて学術研究の基盤整備に寄与し、出版文化の発展に影響を与えた。 1830年に没後も、その編集手法は後世の出版界に継承されている。

1782年ヨハン・ルドルフ・ウィース編集者 1830年

寛政5年1月22日

大塩平八郎

(1793 - 1837)

儒学者、大坂町奉行所与力

儒学者大坂町奉行所与力

江戸時代の儒学者であり、大坂町奉行所与力としても活動した人物。

大塩平八郎は儒学を修めた学者で、幕府の与力として大坂町奉行所に勤めた。 1837年の天保の大飢饉時には幕府の対応に不満を抱き、私財を投じて救済活動を行った。最終的には大塩の乱を起こし、貧困層の窮状を訴えようとしたが鎮圧され自害した。彼の行動は後の救貧思想や社会運動に影響を与え、維新期の改革家たちに評価された。学問と実践を重んじた姿勢は現在も多くの研究者に注目されている。

1793年寛政 1月22日大塩平八郎儒学者与力 1837年

享和3年閏1月11日

高木正明

(1803 - 1869)

第11代丹南藩主

江戸時代後期の丹南藩主。藩政を取り仕切り、明治維新期に藩の存続を模索した人物。

高木正明は1803年（享和3年閏1月11日）に出生し、第11代丹南藩主として藩政を担った。領内の財政再建や農村振興に取り組み、領民の生活向上を図った。幕末の動乱期には幕府と諸藩との板挟みに苦心しつつも、中立的立場を維持し藩の安全を守った。明治維新後の版籍奉還を経て華族に列せられ、新政府に協力した。 1869年に没し、江戸時代から明治への移行期を生き抜いた藩主として知られる。

1803年享和閏1月11日高木正明丹南藩主 1869年

享和3年2月6日

堀田正義

(1816 - 1841)

第7代宮川藩主

江戸時代後期の宮川藩主。藩政改革に着手し、領内の発展に努めた人物。

堀田正義は1816年（享和3年2月6日）に生まれ、第7代宮川藩主として藩政を指導した。財政難に直面する藩内での財政改革に着手し、新田開発や産業振興を推進した。領民の負担軽減のため年貢制度の見直しを行い、藩士教育の充実にも尽力した。幕末の騒乱期には領外情勢への対応に追われながらも、藩の安定維持に努めた。 1841年に没し、その治世は藩の発展に寄与したと評価されている。

1816年享和 2月6日堀田正義宮川藩主 1841年