上巳(じょうし/じょうみ)、桃の節句(雛祭り)

国・地域: 日本

五節句の一つ。各国では旧暦3月3日だが日本では新暦で祝う。旧暦の3月3日は、五節句の一つである桃の節句・雛祭り(上巳)。グレゴリオ暦が新暦として施行されて以降、五節句の一つであった桃の節句(上巳)が、新暦に換算されることなくグレゴリオ暦の3月3日に行われている。

3月3日は桃の節句(雛祭り)。女の子の健やかな成長を祈って、桃の花や雛人形を飾る伝統行事です。
桃の節句は、古くは上巳(じょうし/じょうみ)と呼ばれ、五節句の一つに数えられます。 旧暦の3月3日に行われていた節句ですが、明治時代以降、新暦3月3日に定着しました。 桃の花が邪気を払うとされ、健康や長寿を願って雛人形や桃の枝を飾ります。 家庭では白酒や菱餅、はまぐりの吸い物など特別な料理を楽しむ習慣があります。 現代では華やかな雛飾りや地域のイベントを通じて、文化や歴史を学ぶ場ともなっています。
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平和の日

国・地域: 世界

1984年の国際ペンクラブ東京大会で、日本ペンクラブの発案により制定され、1985年から世界中で実施。「女の子の健やかな成長を祝う雛祭りは平和の象徴である」との考えから。

1984年の国際ペンクラブ東京大会で制定された「平和の日」。雛祭りを平和の象徴として世界中で祝われます。
「平和の日」は1984年に日本ペンクラブが国際ペンクラブ東京大会で提案し、翌1985年から実施されました。 女の子の健やかな成長を祝う雛祭りを「平和の象徴」と位置づけ、世界各地で平和を願う活動を行います。 各国のペンクラブ会員が朗読会や展示などを通じて、言論や文化活動の自由を尊重する意義を共有します。 メディアや学校、地域団体などで平和宣言文が朗読されることも多く、国際的な連帯感を育みます。 平和への関心を高める機会として、講演会やワークショップも開催され、参加型のイベントが特徴です。
世界 1984年 国際ペンクラブ 日本ペンクラブ 1985年

聖クニグンデの日

国・地域: 世界

聖クニグンデの命日。

カトリック教会が聖クニグンデの命日として定めた宗教的祝祭日です。
聖クニグンデは中世ドイツの貴族出身のカトリック聖人で、許しと慈愛の象徴とされています。 彼女の功績をたたえ、その命日にあたる3月3日を祝う日が「聖クニグンデの日」です。 教会ではミサや祈祷会が行われ、聖人の取り次ぎを願った祈りが捧げられます。 信徒は慈善活動や病人訪問を通じて、聖クニグンデの博愛精神を実践します。 地域によってはパレードや祝日行事が催され、伝統的な習慣に触れる機会となります。
聖クニグンデ 世界

聖キャサリン・ドレクセルの日

国・地域: 世界

聖キャサリン・ドレクセルの命日。

アメリカの聖職者である聖キャサリン・ドレクセルの命日を記念する日です。
聖キャサリン・ドレクセルはフランシスコ会修道女会の創立者で、貧しい人々や病者への奉仕で知られます。 彼女の命日にあたる3月3日を「聖キャサリン・ドレクセルの日」として祝います。 世界各地の修道院や教会でミサや追悼の祈りが捧げられ、慈善活動を振り返る機会となります。 医療分野で働く人々や社会福祉関係者が献身的な愛の精神を学ぶ日ともされています。 彼女の生涯をテーマにした講演会や展示会が開催されることもあります。
聖キャサリン・ドレクセル 世界

世界野生生物の日

国・地域: 国際連合

ワシントン条約が1973年3月3日に採択されたことを記念して、2013年、国連が3月3日を「世界野生生物の日」に制定。

ワシントン条約の採択を記念し、野生生物の保護や生物多様性の重要性を訴える国連の記念日です。
1973年3月3日にワシントン条約(CITES)が採択されたことを記念して、2013年に国連総会で制定されました。 世界中で野生動植物の保護や密猟防止に向けた啓発キャンペーンが行われます。 各国政府やNGO、市民団体が連携し、絶滅危惧種の状況や保護対策を発信します。 学校や博物館では展示会やワークショップが開かれ、次世代への教育も重視されます。 SNSを活用したオンラインイベントや写真コンテストも人気で、グローバルな参加が促されます。
世界野生生物の日 国際連合 ワシントン条約 1973年 2013年

解放記念日

国・地域: ブルガリア

1878年のこの日、オスマン帝国から独立してブルガリア王国が成立した。

1878年3月3日にオスマン帝国からの独立を宣言し、ブルガリア王国の成立を祝う国民の祝日です。
1878年3月3日、サン=ステファノ条約によりオスマン帝国からの独立が認められ、ブルガリア王国が成立しました。 ブルガリアではこの日を解放記念日(Liberation Day)として国民的な祝日としています。 首都ソフィアでは軍事パレードや公式式典が行われ、国旗掲揚や国家斉唱が行われます。 地方でも花飾りや歴史的建造物の見学ツアーなど、多彩なイベントが開催されます。 人々は伝統衣装を着用して行進したり、家族で祝宴を楽しみ、自由を喜びます。
解放記念日 ブルガリア 1878年 オスマン帝国 ブルガリア王国

サムギョプサルの日

国・地域: 韓国

韓国の農業協同組合が2003年に制定。サムが数字の3を意味し、3が重なることから。

韓国で3月3日の「サム」を掛けて制定された、人気焼肉料理サムギョプサルを楽しむ日。
サムギョプサルは豚の三枚肉を焼いて野菜と包んで食べる韓国の代表的な焼肉料理です。 数字の「3(サム)」が重なる3月3日を記念して、2003年に韓国の農業協同組合が制定しました。 レストランや家庭で特別メニューが提供され、イベントや割引キャンペーンが行われます。 シーズンの始まりを告げる行事として、地域単位でグルメフェスティバルが開催されることもあります。 韓国以外でも注目され、海外の韓国料理店でもプロモーションが実施されるようになっています。
サムギョプサル 韓国 韓国の農業協同組合 2003年

耳の日

国・地域: 日本

日本耳鼻咽喉科学会が1956年に制定。3月3日の「33」が「みみ」と読めることに由来する。「3」が耳の形に似ているから、また、電話の発明者ベルの誕生日であったからとも言われる。

日本耳鼻咽喉科学会が制定した、耳の健康と大切さを考えるための日です。
1956年、日本耳鼻咽喉科学会が「3.3」が「みみ」と読めることから制定しました。 耳の形が数字の3に似ていることや、電話発明者ベルの誕生日でもあるとされています。 聴覚検査や啓発イベントが医療機関や公共施設で行われ、難聴予防の知識を普及します。 学校や企業で聴力検査キャンペーンが実施され、イヤホンやヘッドホンの適切な使用法を呼びかけます。 一般向けに耳の仕組みを紹介する講座やワークショップも開かれます。
耳の日 日本 日本耳鼻咽喉科学会 1956年 ベル

民放ラジオの日

国・地域: 日本

日本民間放送連盟ラジオ委員会が2008年に制定。「耳の日」にちなむ。

「耳の日」にちなみ、2008年に日本民間放送連盟ラジオ委員会が制定したラジオ普及の日です。
2008年3月3日、日本民間放送連盟ラジオ委員会がラジオの魅力を伝える日として制定しました。 全国の民放ラジオ局が特別番組を編成し、ラジオリスナーとの交流イベントを開催します。 リスナー参加型の公開生放送やゲストトーク、プレゼント企画が盛り上がります。 コミュニティラジオ局でも地域の情報発信や防災訓練番組など多様な企画が実施されます。 若年層や外国人向けの多言語プログラムも増えて、ラジオの新たな可能性が探られています。
民放 ラジオ 日本 日本民間放送連盟 2008年

オーディオブックの日

国・地域: 日本

オーディオブックは耳で聴くことから、3と3の語呂合わせに由来する。

3と3の語呂合わせで語られる、耳で楽しむ読書『オーディオブック』を祝う日です。
オーディオブックの日は、3月3日の「3(サン)」と「3(サン)」の語呂合わせから生まれました。 昼夜を問わず耳から物語を楽しむ新たな読書スタイルとして注目されています。 出版社や配信サービスが特別セールや新作紹介キャンペーンを実施します。 著名ナレーターによる朗読企画や、作家との対談イベントなど多彩な企画が開催されます。 聴覚に障がいを持つ人向けのアクセシビリティ対応など、さまざまな利用者を想定した取り組みも進められています。
オーディオブック 日本

金魚の日

国・地域: 日本

江戸時代後期頃、3月3日に雛壇に金魚を飾る風習があったことに由来する。

江戸時代後期、雛祭りの一部として金魚を雛壇に飾る風習が広まりました。春の訪れを感じる可愛らしい風物詩を楽しみましょう。
江戸時代後期、雛祭りの一部として金魚を雛壇に飾る風習が広まりました。金魚の鮮やかな赤色は春の訪れを祝う意味が込められています。この日は金魚鉢を眺めることで季節の移ろいを楽しむことができます。近年では金魚をモチーフにしたグッズやイベントも開催され、人気を集めています。金魚すくいなどで日本の伝統文化に触れてみるのもおすすめです。夏に向かう時期の名残を感じさせる、古風で趣ある記念日です。
金魚 日本

三十三観音の日

国・地域: 日本

三十三観音ネットワーク会議が2010年に制定。

2010年に三十三観音ネットワーク会議が制定した記念日です。全国の三十三観音参拝の魅力を再発見する機会となります。
三十三観音は全国に点在する三十三の観音霊場を指します。この記念日は参拝や観音堂巡りを通じて文化遺産への理解を深めることを目的としています。2010年の制定以降、各地で観音堂の公開や特別拝観が行われるようになりました。巡礼を通じた地域活性化や歴史・芸術鑑賞の機会としても注目されています。観音像や寺院の歴史を学びながら、心身の安寧を祈願する日にぴったりです。参拝道中の風景や伝統行事も楽しめる、心豊かな体験が待っています。
三十三観音 日本