03月03日の誕生日 | calendar.web-standard.org

1279年

イスマーイール1世

(1279 - 1325)

ナスル朝スルターン

イスマーイール1世は、ナスル朝グラナダ王国のスルターン（在位1314-1325）。領土回復と内政安定に尽力した。

1279年に生まれ、1314年にスルターンに即位。国内の内乱を鎮圧し、カスティーリャからウベダやバエサを奪回。治世中に経済や文化を保護し、ナスル朝の繁栄を支えた。 1325年に没し、その後もグラナダの独立維持に影響を与えた。

1279年イスマーイール1世ナスル朝スルターン 1325年

永享11年閏1月18日

足利義視

(1439 - 1491)

室町幕府の武将

足利義視は、室町幕府第8代将軍・足利義政の弟で、応仁の乱で活躍した武将です。

1439年に生まれ、将軍・足利義政の弟として育つ。応仁の乱では東軍に属し、軍事指揮を執った。戦後は剃髪して出家し、京都郊外で余生を過ごした。 1491年に没し、後世に戦国時代の転換期を象徴する人物として知られる。

1439年永享 1月18日足利義視室町幕府武将 1491年

1455年

ジョアン2世

(1455 - 1495)

ポルトガル王

ジョアン2世は、ポルトガル王（在位1481-1495）で、王権を強化し大西洋探検を推進した。

1455年に誕生し、1481年にアフォンソ5世の後を継いで即位。国王の財政と権威を立て直し、中央集権化を進めた。バルトロメウ・ディアスやジアゴ・コアンら探検家を支援し、新航路開拓に貢献。 1495年に没し、後をマヌエル1世が継いだ。

1455年ジョアン2世ポルトガル王 1495年

1520年

マティアス・フラキウス・イリリクス

(1520 - 1575)

神学者、歴史家

神学者歴史家

マティアス・フラキウス・イリリクスは、プロテスタントの神学者・歴史家で、宗教改革期に教会史を編纂した。

1520年に現在のクロアチアで生まれ、ヴィテンベルク大学でマルティン・ルターに師事。プロテスタントの教義を擁護し、1559年から『マグデブルク百年史』の編纂に携わった。教会史の研究で歴史学の方法論に影響を与えた。 1575年に没し、その業績は宗教改革史の重要資料とされる。

1520年マティアス・フラキウス・イリリクス神学者歴史家 1575年

元和8年1月21日

鍋島直朝

(1622 - 1709)

第3代鹿島藩主

鍋島直朝は、江戸時代の鹿島藩第3代藩主として藩政改革と財政基盤の強化を進めた。

1622年に生まれ、藩主として検地や年貢改革を実施し、農業生産を安定化。治水や道路整備などインフラ事業を推進し、地域経済の発展に寄与。学問奨励にも力を入れ、藩校設立など教育振興を進めた。 1709年に没し、藩の基盤強化に大きく貢献した。

1622年元和 1月21日鍋島直朝鹿島藩主 1709年

寛文8年1月21日

毛利吉就

(1668 - 1694)

第4代長州藩主

毛利吉就は、長州藩第4代藩主として藩政改革と産業振興を推進した。

1668年に誕生し、元禄期に長州藩主に就任。治水や製塩業などの藩営事業を奨励し、財政再建を図った。藩校の整備や武士の教育にも注力し、人材育成に努めた。 1694年に26歳で没し、その若き改革者として評価される。

1668年寛文毛利吉就長州藩主 1694年

元禄15年2月5日

吉益東洞

(1702 - 1773)

漢方医

吉益東洞は、江戸時代の漢方医で、臓象学を提唱し実践的な治療法を開発した。

1702年に出生し、京で漢方医学を学ぶ。『医範瑠璃』などの著作で内経理論を再検討し、消化器疾患の治療に成果。視診・切診を重視する方法論を確立し、数多くの弟子を育成。 1773年に没し、東洋医学の発展に寄与した。

1702年元禄 2月5日吉益東洞漢方医 1773年

1756年

ウィリアム・ゴドウィン

(1756 - 1836)

政治評論家、無政府主義の先駆者

政治評論家無政府主義の先駆者

ウィリアム・ゴドウィンは、イギリスの政治評論家・哲学者で、近代アナーキズムの先駆者です。

1756年にロンドン郊外で生まれ、『政治正義論』（1793年）を著し、政府権力の否定と個人の自由を主張。合理主義に基づく道徳観から平等社会や国民教育の必要性を説いた。妻は女性解放運動の先駆者メアリー・ウルストンクラフト、娘メアリー・シェリーは『フランケンシュタイン』の著者。 1836年に没し、政治思想史に大きな影響を与えた。

1756年ウィリアム・ゴドウィン政治評論家無政府主義 1836年

1803年

アレクサンドル＝ガブリエル・ドゥカン

(1803 - 1860)

画家

アレクサンドル＝ガブリエル・ドゥカンは、フランスの画家でオリエンタリズムの先駆者です。

1803年にパリで生まれ、エコール・デ・ボザールで学ぶ。 1832年頃から中東・北アフリカを取材し、オリエントの風景や生活を作品に描写。緻密な描写と鮮やかな色遣いで知られ、同時代の画家に影響を与えた。 1860年に没し、オリエンタリズム絵画の発展に貢献した。

1803年アレクサンドル＝ガブリエル・ドゥカン画家 1860年

1838年

ジョージ・ウィリアム・ヒル

(1838 - 1914)

天文学者、数学者

天文学者数学者

ジョージ・ウィリアム・ヒルは、アメリカの天文学者・数学者で、月と惑星の力学研究で著名です。

1838年にニューヨーク州で生まれ、独学で天文学と数学を修める。月の軌道と潮汐力に関する理論を発展させ、『ヒルの方程式』を導出。惑星系の安定性研究から『ヒル球』の概念を提唱。 1897年に王立協会コプリ・メダルを受賞し、1914年に没した。

1838年ジョージ・ウィリアム・ヒル天文学者数学者 1914年

弘化元年1月15日

青木周蔵

(1844 - 1914)

外交官

明治期の外交官で、外務卿・駐米公使を務め、日本の近代外交の基礎を築いた人物。

1844年に肥前佐賀藩に生まれ、藩校で学んだ後、幕末の外交に携わった。明治政府では外務省に入り、1872年に駐米公使館に赴任。外交交渉で手腕を発揮し、1895年には外務卿として活躍した。日清講和条約などの締結に関わり、日本の対外関係確立に寄与。晩年は欧米での公務を終え、1914年に没した。

1844年弘化 1月15日青木周蔵 1914年

1845年

ゲオルク・カントール

(1845 - 1918)

数学者

ドイツの数学者で、集合論を創始し無限概念の理論的基礎を築いた。

1845年にロシア帝国のサンクトペテルブルクで生まれる。ベルリン大学で学び、無限集合や連続体仮説を研究。1895年に初の集合論講義を行い、後に集合論を体系化する。カントールの業績は数学基礎論に革命をもたらし、ヒルベルトらに影響を与えた。精神的苦悩を抱えつつも1918年まで精力的に執筆し、現代数学の礎を築いた。

1845年ゲオルク・カントール 1918年