1936年

二・二六事件の反乱部隊に原隊復帰勧告(「兵に告ぐ」)が出され、事件が収束。

二・二六事件の反乱部隊が原隊復帰を命じられ、未遂のクーデターが収束した。
1936年2月26日に発生した二・二六事件は、青年将校らによるクーデター未遂事件。 政府要人の暗殺や部隊の占拠が行われ、国内は大混乱に陥った。 2月29日早朝、御前会議の決定を受けた「兵に告ぐ」命令書が反乱部隊に送付され、原隊復帰が指示された。 反乱側は抵抗を止め、蜂起はほぼ無血で終結。 この事件は日本軍内部の政党政治介入を象徴し、後の統制強化につながった。
1936年 二・二六事件
1940年

冬戦争: フィンランドがソビエト連邦との和平交渉を再開。

冬戦争でフィンランドがソ連との和平交渉を再開し、戦況に転機が訪れた。
冬戦争(1939–1940年)はフィンランドとソ連の激戦で、多大な犠牲を伴った。 1940年2月29日、フィンランドは和平交渉再開を決定し、モスクワでの協議を準備。 強力な抵抗を見せたフィンランド軍は一部で奮戦しつつも、戦力差からさらなる被害を避ける必要に迫られた。 交渉は最終的に3月12日に妥結し、領土割譲を条件に停戦が成立。 この戦いは冷戦期における小国の抵抗と大国間の力関係を象徴する出来事となった。
1940年 冬戦争 フィンランド ソビエト連邦
2020年

ドーハ合意: トランプ政権とアフガニスタンの反政府勢力タリバンがカタールの首都ドーハで、和平合意に署名。米軍は21年春にアフガンから完全撤収し、タリバンは国際テロ組織の活動拠点としてアフガニスタンを利用させないとした。

米国政府とタリバンがカタール・ドーハで和平合意(ドーハ合意)に署名した日。
2020年2月29日、米トランプ政権とアフガニスタンの反政府勢力タリバンがカタールの首都ドーハで和平合意(ドーハ合意)に署名した。 合意では、2021年春までに米軍と連合軍が完全撤退することと、タリバン側がアフガニスタンを国際テロ組織の拠点としないことが盛り込まれた。 これは18年に及ぶ米軍主導の軍事介入に区切りをつける一歩とされ、アフガニスタン和平プロセスの重要なマイルストーンとなった。 しかし、合意後も国内の政治的対立や治安情勢は不安定であり、完全な和平実現には課題が残った。 国際社会はタリバンの合意履行を注視し、アフガニスタンの将来に対する期待と懸念が交錯した。
2020年 ドーハ合意 トランプ政権 タリバン カタール ドーハ アフガニスタン