1976年
宇宙開発事業団が電離層観測衛星「うめ」を打上げ。日本初の実用衛星。
電離層観測衛星「うめ」を打ち上げ、日本初の実用衛星を軌道投入。
1976年2月29日、宇宙開発事業団(現JAXAの前身)が電離層観測を目的とした衛星「うめ」を打ち上げました。この「うめ」は日本が初めて実用衛星として打ち上げたもので、地球上空の電離層の構造や時々刻々の変動を観測しました。ミッションは衛星通信や気象予報の精度向上に貢献し、日本の宇宙技術の実用化への大きな一歩となりました。打ち上げには国産ロケット「ラムダロケット」が使用され、その成功は後続の宇宙開発計画にも弾みをつけました。この衛星の成果は学術論文としてまとめられ、国際的にも評価されました。
1976年
宇宙開発事業団
電離層
うめ
実用衛星