パンジー (三色菫)

学名: Viola × wittrockiana
科名: スミレ科

花言葉

  • もの思い
  • 私を思って
  • 遠慮
  • 思慮深い
  • つつましい喜び
  • 田園の喜び
  • 温順
  • 天真爛漫

特徴

花色:

説明

ヨーロッパ原産のスミレ科スミレ属の園芸植物で、19世紀に野生のサンシキスミレとその他2種を交配させて生まれました。パンジーという名は、フランス語のパンセ(思い)に由来します。シェイクスピアの作品に、この花の汁を目に垂らすと眠りから覚めて最初に見た男性に恋をするという話が出てきます。非常に丈夫な植物で、降雪や凍結にも耐える強さを持っています。

豆知識

  • フランス語のパンセ(思い)が名前の由来
  • シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に登場する
  • 降雪や凍結にも耐える非常に丈夫な植物
  • エディブルフラワーとしても利用される

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • プランター
  • 寄せ植え
薬用
  • 民間療法で皮膚疾患に使用された歴史がある

注意: 現在は薬用利用は推奨されていない

食用
  • 花(エディブルフラワーとして)
その他
  • 香水原料
  • 押し花
  • 園芸教育

毒性

有毒部位: 毒性の報告なし(エディブルフラワーとして利用)

症状: 安全に食用として利用される

ロベリア (瑠璃溝隠)

学名: Lobelia erinus
科名: キキョウ科

花言葉

  • 奥ゆかしい態度
  • いつも愛らしい
  • 謙遜
  • 貞淑
  • 悪意

特徴

花色:

説明

南アフリカ原産のキキョウ科ミゾカクシ属の植物です。瑠璃溝隠(ルリミゾカクシ)や瑠璃蝶草(ルリチョウソウ)の和名があります。花形が蝶のような形に見えることが名前の由来の一つです。白色の品種では、素朴な白い花が集まり咲く様子が控えめな奥ゆかしさを表現しています。4月から7月が開花期で、夏越しできれば9月中旬から11月中旬にも開花します。

豆知識

  • 花形が蝶のような形に見えることから名前がついた
  • アルカロイド成分ロベリンが全草に含まれる毒草
  • 民間療法で呼吸器疾患に使用されたが毒性のため危険
  • 南アフリカでは多年草だが日本では一年草として扱われる

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • ハンギングバスケット
  • プランター
薬用
  • 民間療法で呼吸器疾患に使用された歴史があるが注意が必要

注意: アルカロイド成分ロベリンが含まれるため毒性があり、薬用利用は危険

食用

毒性があるため食用に使用してはならない

その他
  • 観賞専用
  • 蜜源植物
  • コンテナガーデン

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 全草(花、葉、根すべて)

症状: アルカロイド成分ロベリンによる重篤な副作用、呼吸困難、嘔吐、痙攣などの症状

シュンラン (春蘭)

学名: Cymbidium goeringii
科名: ラン科

花言葉

  • 飾らない心
  • 控えめな美
  • 気品
  • 清純

特徴

花色:

説明

日本、中国、台湾、朝鮮半島原産のラン科シュンラン属の多年草です。人里近くの雑木林などに自生し、北海道から九州にかけて低い山でごく普通に見ることができます。まだ肌寒い3月から4月に野山の薄暗いところにひっそりと咲く姿や、奥ゆかしさを感じさせる横向きに咲く花の姿から花言葉がつけられました。東洋ランとして古くから園芸に利用され、花は食用にもなります。

豆知識

  • 地域によってジジババ、ホクロなど様々な呼び名がある
  • 花びらの斑点が老人の顔のシミに見立てられた
  • 祝いの席で振舞われる蘭茶の材料として利用される
  • 東洋ランの代表的な種として古くから栽培されている

利用方法

観賞用
  • 東洋ラン栽培
  • 野草園
  • 茶花
薬用
  • 特に薬用の記録はない

注意: 薬用に関する情報はない

食用
  • 花(食用として)
その他
  • 観賞用
  • 文化的行事
  • 伝統園芸

毒性

有毒部位: 毒性の報告なし(食用として利用)

症状: 安全に食用として利用される

ワスレナグサ (勿忘草)

学名: Myosotis scorpioides
科名: ムラサキ科

花言葉

  • 私を忘れないで
  • 真実の友情
  • 誠の愛

特徴

花色:

説明

ヨーロッパ原産のムラサキ科ワスレナグサ属の植物で、北半球の温帯から亜寒帯に約50種が分布します。日本には明治時代に園芸業者がノハラワスレナグサを輸入したのが最初とされます。薄青色や鮮青色の6-9ミリ径の小さい5弁の花を咲かせ、ひとつひとつの花は米粒サイズですが、無数に青い小花が開花している光景は非常に美しいです。

豆知識

  • 中世ドイツの悲恋伝説が花言葉の由来
  • アラスカ州の州花として指定されている
  • 原産地では多年草だが日本では一年草として扱われる
  • 梅雨や猛暑に耐えられないため日本では短命

利用方法

観賞用
  • 春の花壇
  • グランドカバー
  • 切り花
薬用
  • ヨーロッパで呼吸器疾患に民間療法として使用された歴史がある

注意: 現在は薬用利用は推奨されていない

食用

食用植物としての利用は確認されていない

その他
  • 記念品
  • 押し花
  • シンボルフラワー

毒性

有毒部位: 毒性の報告なし

症状: 毒性に関する情報なし

ハマカンザシ (浜簪)

学名: Armeria maritima
科名: イソマツ科

花言葉

  • 心づかい
  • 思いやり
  • 共感
  • 歓待
  • 同情

特徴

花色:

説明

地中海周辺地域、イギリス、アイルランド、ヨーロッパ、北アフリカ原産のイソマツ科ハマカンザシ属の多年草です。学名Armeriaはケルト語で「海に近い」という意味があり、海に近い浜辺に自生していることから名付けられました。和名「浜簪」は、浜辺に咲く簪のような花というイメージから付けられました。春に長い茎の先に小さな花がまとまってボール状に咲き、花色は赤、白、ピンクなどがあります。

豆知識

  • 学名Armeriaはケルト語で「海に近い」という意味
  • 英名のThriftは「節約」という意味で丈夫さを表現
  • 塩害や強風にも耐える非常に丈夫な植物
  • 小さな花が集まってボール状になる独特の花形

利用方法

観賞用
  • ロックガーデン
  • 海岸庭園
  • グランドカバー
薬用
  • 特に薬用の記録はない

注意: 薬用に関する情報はない

食用

食用植物としての利用は確認されていない

その他
  • 海岸緑化
  • 塩害対策
  • 乾燥地植栽

毒性

有毒部位: 毒性の報告なし

症状: 毒性に関する情報なし