カレワラの日
国・地域:
フィンランド
1835年の2月28日、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」の初版が発行される。フィンランドは、1917年12月6日にロシアからの独立するが、独立にあたり「カレワラ」が民族意識を高めるのに大きな役割を果たしたと考えられており、この日フィンランドでは「カレワラの日」として、各所でフィンランド国旗が掲揚される。
フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』初版発行を祝う日。
カレワラの日は、1835年2月28日にフィンランドの詩人エリアス・リョンロートが編纂した民族叙事詩『カレワラ』の初版が刊行されたことを記念します。この叙事詩はフィンランド語で書かれ、国民意識の形成に大きく寄与しました。1917年の独立運動においては、カレワラが国民的統一感を高める役割を果たしたと評価されています。当日はフィンランド各地で国旗掲揚や読書会、講演会などが行われ、詩の朗読や音楽イベントを楽しむことができます。文化的遺産としての価値を再確認し、フィンランドの伝統と歴史を祝う祝祭日です。
カレワラ
フィンランド
1917年
12月6日