ロウバイ (蝋梅)
花言葉
- 温かみ
- 慈愛
- 慈しみ
- ゆかしさ
- 先導
- 先見
特徴
説明
中国原産のロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、冬枯れの庭に咲きます。薄黄色で中央部が紫の、ろうそく細工のような花を咲かせ、冬の青空をバックにするとコントラストがきれいです。花びらにはツヤと厚みがあり、甘く優しい香りが特徴的です。植物が少ない寂しい冬の時期に美しい花と香りで人々を慰めることから花言葉がつけられました。
豆知識
- 種子には神経毒カリカンチンが含まれ家畜の中毒事故が報告されている
- 梅という名前だが梅の仲間ではない
- 冬至の頃から咲き始める貴重な冬の花
- つぼみを乾燥させた蝋梅花は漢方薬として利用される
利用方法
観賞用
- 庭木
- 切り花
- 生け花
薬用
- つぼみを乾燥させた蝋梅花として鎮咳、解熱鎮痛に利用
注意: 種子などは有毒アルカロイドを含むため注意が必要
食用
種子は毒性があるため食用に使用してはならない
その他
- 香料原料
- 冬の景観
- 蜜源植物
毒性
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全株(特に種子)
症状: 神経毒カリカンチンによる強直性痙攣などの神経症状、特に種子の毒性が強い