ミズバショウ (水芭蕉)
花言葉
- 決心
- 美しい思い出
- 変わらぬ美しさ
特徴
説明
山地帯から亜高山帯の湿原や林下の湿地に分布する多年草。葉がバショウの葉に似ているので、この名前になりました。白いのは花ではなく仏炎苞で、本当の花は中心部の黄色いところについています。花期は3月から4月で、尾瀬では5月から6月に開花します。
豆知識
- 学名の語源はギリシャ語の「lysis(分離)+ chiton(衣服)」で、仏炎苞が服のように離れているため
- 「夏の思い出」の楽曲で全国的に有名になった
- 白い部分は花ではなく仏炎苞で、本当の花は中心の黄色い部分
- 兵庫県養父市では南限の隔離分布として天然記念物に指定されている
利用方法
観賞用
- 観賞用(自然観察)
- 湿地庭園
- 山野草展示
薬用
- 薬用利用は危険なため行われない
注意: 有毒のため薬用や食用には絶対に使用してはならない
食用
毒性があるため食用に使用してはならない
その他
- 環境指標植物
- 湿地保全の象徴
毒性
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全草(特に葉と根茎)
症状: シュウ酸カルシウムによる口内炎、かぶれ、嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難、最悪の場合心臓麻痺や死に至る可能性