箱根用水完成の日
国・地域:
日本
1670年(寛文10年)のこの日、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水(昔は深良用水)が完成した。湖尻峠に約1200mのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の村に導く用水で、深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。
1670年に完成した箱根用水(旧深良用水)の導水工事を祝う日です。
寛文10年(1670年)2月25日、芦ノ湖の水を富士山麓の農村に導く箱根用水が完成しました。
当時の深良村(現在の裾野市)名主・大庭源之丞らが約5年の歳月をかけてトンネル工事を実施。
湖尻峠に約1200mのトンネルを掘削し、水利権や地形の困難を乗り越えた土木技術の結晶とされます。
この用水は飢饉対策や農業生産の安定に貢献し、地域社会の発展を促しました。
記念日には現地で見学会や解説会が行われ、江戸時代の土木史を学ぶ機会となっています。
日本
1670年