02月25日

出来事 - 災害・事故

1929年

福島県鹿島町で大規模な山火事。16.9キロ平方メートルの山林が焼失。

福島県鹿島町で1929年に発生した大規模な山火事により広大な山林が焼失しました。
1929年2月25日、福島県鹿島町（現・南相馬市）付近で大規模な山火事が発生しました。 乾燥した気候と強風が火災を拡大させ、約16.9平方キロメートルの山林が焼失しました。 住民の避難や消火活動が難航し、地域の植生や生態系に大きな打撃を与えました。 焼失地は長期間再生が遅れ、地滑りなど二次災害のリスクも懸念されました。 この火災は森林管理の重要性を再認識させる教訓となりました。
1929年 福島県 鹿島町 山火事
1947年

八高線列車脱線転覆事故発生。

八高線で列車が脱線転覆し、多数の死傷者を出す鉄道事故。
1947年2月25日、東京都心と埼玉県を結ぶ八高線で列車が脱線転覆する重大事故が発生しました。車両が橋梁付近で脱線し転覆し、多くの乗客が負傷・死亡しました。戦後復興期の鉄道運行管理や安全対策の脆弱性が露呈し、国民に大きな衝撃を与えました。事故原因は線路整備不良や速度超過との指摘があり、後の調査報告で詳細が明らかにされました。この事件を契機に国内の鉄道安全基準が強化されました。
1947年 八高線列車脱線転覆事故
1962年

東海道本線鷲津駅構内で貨物列車が脱線。タンク車から濃硫酸が流出して浜名湖へ流入、養殖ノリ約40万枚が全滅。

1962年2月25日、東海道本線鷲津駅構内で貨物列車が脱線し、タンク車から濃硫酸が流出、浜名湖に流入して養殖ノリを全滅させました。
1962年2月25日に東海道本線鷲津駅構内で貨物列車が脱線し、積載された濃硫酸を積むタンク車が破損しました。 流出した濃硫酸は浜名湖へ直接流入し、湖内の養殖ノリ約40万枚が全滅する深刻な被害をもたらしました。 漁業・養殖業に大打撃を与えたほか、水質汚染や生態系への影響も懸念されました。 事故後、鉄道事故防止対策や危険物輸送の規制強化が進められました。 地元住民や関係者の環境保全意識を高める契機にもなりました。
1962年 東海道本線 鷲津駅 貨物列車 タンク車 浜名湖 ノリ
2009年

トルコ航空1951便墜落事故が起こる。

2009年2月25日、トルコ航空1951便がアムステルダム近郊で墜落した事故。
イスタンブール発アムステルダム行きのトルコ航空1951便（ボーイング737-800）が着陸態勢に入った際、機体左エンジンの高度計トランスミッター不具合に起因する自動降下動作が誤作動し、滑走路の約1.5キロ手前に墜落した。乗員乗客128人のうち9人が死亡、さらに地上で少なくとも4人が犠牲となった。事故調査はオランダの航空事故調査委員会が行い、安全システムの設計見直しや点検手順の強化が提言された。これによりボーイング737シリーズのシステム改良が進められ、航空業界の安全基準が一段と強化された。
2009年 トルコ航空1951便墜落事故