グレゴリオ暦3月6日

教皇グレゴリウス13世による暦法改正の勅(グレゴリオ暦)が出される。

1582年、教皇グレゴリウス13世が暦法改正の勅を発布し、グレゴリオ暦が導入された。
1582年2月24日、教皇グレゴリウス13世は暦法改正の勅書「Inter gravissimas」を発布しました。この勅書によりユリウス暦のずれを修正し、新たにグレゴリオ暦を導入することが決定されました。導入に際しては10日分が省略され、1582年10月4日の次を10月15日としました。また閏年規則も改定され、400で割り切れる年のみを閏年とする方式が採用されました。これにより太陽年との差異が大幅に減少し、より正確な暦が世界各国に普及しました。現在でもグレゴリオ暦は国際標準暦として広く用いられています。
1582年 3月6日 グレゴリウス13世 グレゴリオ暦
1958年

第二次南極観測隊が悪天候のため越冬を断念し、タロとジロら樺太犬15頭を置き去りにして撤退。

第二次南極観測隊は悪天候により越冬を断念し、犬たちを残して基地を離脱しました。
1958年の日本の南極観測史上2回目の越冬隊が厳しい気象条件のため計画を断念しました。 隊員たちは犬ぞり用に訓練された樺太犬15頭を基地に残し、帰国を余儀なくされました。 後に「タロとジロ」をはじめ数頭の犬が奇跡的に生存していることが確認され、日本中を感動させました。 この出来事は日本の南極観測への関心を一層高め、極地探検における動物利用の倫理も問い直されました。 越冬断念の教訓は、その後の装備や支援体制の強化につながりました。
南極観測隊 タロとジロ
1972年

山陽新幹線・新神戸駅 相生駅間で行われた速度向上試験で当時の世界最高記録286km/hを達成。

山陽新幹線の速度向上試験で世界最高速286km/hを記録しました。
1972年2月24日、山陽新幹線の新神戸駅から相生駅間で行われた速度試験で時速286kmを達成しました。 当時の世界最高記録を更新し、高速鉄道技術の最先端を示しました。 試験には新型車両や改良レールが導入され、空力特性や制動性能が厳密に検証されました。 速度記録は将来の営業運転速度引き上げへの可能性を広げ、技術開発を加速させました。 この成果は日本の新幹線技術の信頼性と性能を国際的にアピールしました。
1972年 山陽新幹線 新神戸駅 相生駅 km/h