言語殉教者の日

国・地域: バングラデシュ

1952年に東パキスタン(現在のバングラデシュ)でベンガル語運動家と軍隊が衝突した日。

1952年2月21日に東パキスタンで起きたベンガル語運動の犠牲者を追悼する日です。
1948年以降、英語の公用語化に反発した東パキスタンの学生や活動家が母語の尊重を求めて抗議運動を展開しました。 その中で1952年2月21日、警察や軍隊がデモ隊に発砲し、多くの学生が犠牲となりました。 犠牲者は「言語殉教者」として称えられ、バングラデシュの独立運動の象徴となりました。 この出来事は後にバングラデシュ独立(1971年)の機運を高める契機となりました。 現在も2月21日は追悼式が行われ、言語の権利と文化多様性を考える日とされています。
言語殉教者の日 英語版 バングラデシュ 1952年 東パキスタン バングラデシュ ベンガル語

ファザー・リニ・ディ

国・地域: バヌアツ

バヌアツの独立運動のリーダーで初代首相となったウォルター・リニを記念する日。1999年のウォルター・リニの忌日。

バヌアツの建国の父ウォルター・リニの功績を称える記念日です。
ウォルター・リニは1979年にバヌアツ(旧ニューヘブリデス)の独立運動を主導し、1980年に初代首相に就任しました。 政治的指導力と社会改革を通じて国民団結を図り、「建国の父」と呼ばれています。 1999年2月21日に彼が逝去したことを受け、毎年この日に政府主催の追悼式が行われます。 式典では学生による演説や伝統舞踊が披露され、リニの理念と遺産を後世に伝える機会となっています。 国民は彼のリーダーシップと平和構築の精神を振り返り、新たな発展を願います。
バヌアツ ウォルター・リニ 英語版 1999年