1952年
東大ポポロ事件: 東大で開催された「劇団ポポロ」の演劇発表会に、私服警官が入場していた。これを発見した学生が、警官を取り囲んで、警察手帳を取り上げたところ、手帳に教授や学生らの監視活動が記録されていた。その後、警察は学生2人を暴力行為等処罰法で起訴。裁判では憲法が保障する学問の自由や大学の自治が争われた。
1952年2月20日、東京大学の劇団ポポロ発表会に私服警官が潜入し、学生らが取り囲んだ東大ポポロ事件が発生しました。
東大ポポロ事件は、日本大学における学問の自由と大学自治を巡る重要な出来事です。
劇団ポポロの演劇発表会に私服警官が事前調査目的で参加していることを学生が発見しました。
学生たちは警官の警察手帳を取り上げ、監視活動が記録されているメモを公表しました。
その後、2名の学生が暴力行為等処罰法違反で起訴され、憲法が保障する学問の自由との関係が争点となりました。
裁判を通じて大学の自治や表現の自由の重要性が社会的に議論される契機となりました。
1952年
東大ポポロ事件