1431年

マルティヌス5世

(1368 - 1431)

ローマ教皇

ローマ教皇
コンスタンツ公会議で教皇に選出され、西方教会大分裂を終結させたローマ教皇。
1368年にコロンナ家に生まれ、オドーネ・コロンナの名で知られた。 1417年のコンスタンツ公会議で、相次ぐ競合教皇を調停し教皇マルティヌス5世として選出。 西方教会大分裂(アヴィニョン捕囚とローマ派の対立)を収束させ、教会の統一を回復した。 ローマの再建整備に尽力し、教皇領の行政改革や教会資産の再編成を進めた。 在位中は教会の権威回復と精神的再生を図り、ヨーロッパに平和的影響を与えた。 1431年に没し、その業績は教会史上重要な転換点とされる。
1431年 マルティヌス5世 ローマ教皇 1368年
1920年

ジャシンタ・マルト

(1910 - 1920)

福者

福者
ポルトガル・ファティマの聖母出現を目撃した福者。幼くしてその生涯を閉じた。
ジャシンタ・マルト(1910–1920)はポルトガルのファティマで聖母マリアの出現を目撃した三人のうちの一人。1917年の出現後、姉弟と共に人々に平和と祈りを呼びかけた。幼くして結核に倒れ、10歳でその生涯を終えたが、後に教会から福者として列福された。現在もファティマ巡礼地で信仰の象徴となっている。
ジャシンタ・マルト 福者 1910年