02月19日の出来事 - 社会・暮らし

1833年

マルディグラ（謝肉祭の最終日）。ヴィクトル・ユーゴーが女優ジュリエット・ドルーエと愛人関係になる。

フランスの伝統的な謝肉祭マルディグラ最終日に、ヴィクトル・ユーゴーが女優ジュリエット・ドルーエとの関係を深め始めました。

マルディグラはカーニバルの最高潮を迎える日として知られ、仮装やパレードが盛大に行われます。 1833年2月19日はこの祭りの最終日であり、パリの社交界も華やいでいました。同日、著名な作家ヴィクトル・ユーゴーは女優ジュリエット・ドルーエと出会い、以後愛人関係を続けることになります。ドルーエはユーゴーの作品にも影響を与え、多くの詩や手紙にその名前が登場します。この出来事はユーゴーの私生活のみならず、文学活動にも一端を担ったとされます。

1833年マルディグラ謝肉祭ヴィクトル・ユーゴージュリエット・ドルーエ愛人

1946年

部落解放全国委員会結成。

1946年2月19日、部落解放全国委員会が結成され、部落差別撤廃を目指す運動が本格化しました。

部落解放運動は江戸時代以来続く被差別部落民への差別解消を目指す社会運動である。1946年2月19日、全国の部落解放同盟団体が集結して部落解放全国委員会を設立した。新組織は法的平等の確立や生活改善、教育機会の拡充を柱とした活動を展開した。GHQによる民主化政策と相まって、部落差別撤廃に向けた社会的認識が高まった。以後の日本社会での人権擁護運動や市民運動の先駆けともなった。

部落解放全国委員会

1996年

甲府盆地に蔓延していた日本住血吸虫症の終息宣言が山梨県により行われた。

山梨県が甲府盆地の日本住血吸虫症終息を宣言しました。

日本住血吸虫症は淡水域に生息する宿主貝との接触で感染する寄生虫病です。山梨県甲府盆地では戦前から流行し、多くの住民が健康被害に悩まされました。 1960年代以降、駆除剤散布や水路改修、住民への啓発活動を継続的に実施。 1996年2月19日、感染者ゼロを確認し、県は公式に終息を宣言しました。この成功は地域社会と行政が協力して公衆衛生問題を解決した好例と評価されています。

1996年甲府盆地日本住血吸虫症山梨県