02月18日の出来事 - 社会・暮らし

1954年

ロサンゼルスに最初のサイエントロジー教会が創設。

L.ロン・ハバードがロサンゼルスにサイエントロジー教会を開設。

1954年2月18日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで最初のサイエントロジー教会（Church of Scientology）が設立されました。創始者は作家であり思想家のL.ロン・ハバードです。ダイエティックス（Dianetics）の理論を発展させた新興宗教として知られ、その教義や活動は国内外で論争を呼びました。サイエントロジー教会は後に世界各地に支部を持ち、現在も多くの支持者と批判者を抱えながら運営を続けています。

1954年ロサンゼルスサイエントロジー

1969年

日大闘争：機動隊導入により日本大学の全学封鎖を解除。

1969年の日大闘争で機動隊が投入され、全学封鎖が解除された。

1969年2月18日、全国的な学生運動の高まりを背景に続いていた日本大学（通称・日大）の全学封鎖（ストライキ）が、警察機動隊の導入により強制的に解除されました。学費値上げや大学運営への不満を抱えた学生たちがキャンパス内外で抗議行動を展開し、大学当局と対立。警察介入後、数百名の学生が逮捕され、運動は一旦沈静化しました。戦後日本の学生運動の象徴的事件の一つです。

1969年日大闘争機動隊日本大学

1978年

東京で「嫌煙権確立をめざす人びとの会」結成。

1978年2月18日、東京で「嫌煙権確立をめざす人びとの会」が発足しました。

1978年2月18日、東京で「嫌煙権確立をめざす人びとの会」が発足しました。当時は公共施設や飲食店での喫煙が一般的で、受動喫煙による健康被害が問題視されていない状況でした。同会は禁煙エリアの拡大や受動喫煙防止の法整備を求め、署名活動や街頭宣伝を積極的に展開しました。こうした試みは後の自治体による受動喫煙防止条例制定に影響を与え、日本の禁煙文化確立の基盤となりました。現在では屋内公共空間での完全禁煙が一般化し、この運動の歴史的意義が再評価されています。

1978年嫌煙権

2006年

福島県立大野病院事件：2004年12月17日に福島県立大野病院で行われた帝王切開手術を受けた産婦が死亡したことから、執刀医を業務上過失致死と医師法違反の容疑で逮捕。翌日福島地方検察庁に起訴。

2006年、福島県立大野病院事件で執刀医が逮捕・起訴されました。

2004年12月17日に福島県立大野病院で行われた帝王切開手術を受けた産婦が手術後に死亡しました。 2006年2月18日、執刀医が業務上過失致死と医師法違反の疑いで逮捕され、翌日に福島地方検察庁へ起訴されました。この事件は医療事故の法的責任と医師の職業倫理に関する議論を巻き起こしました。医療現場ではインフォームドコンセント（説明と同意）の重要性や手術手順の厳格化が求められるようになり、病院内の管理体制が強化されました。日本における医療安全対策の整備を促進する契機となった出来事です。

2006年福島県立大野病院事件 2004年 12月17日福島県立大野病院帝王切開業務上過失致死医師法福島地方検察庁起訴