1937年

宮崎県延岡市役所にて火災。北隣にあった宮崎県立図書館にも延焼し、双方が全焼。

1937年2月18日、宮崎県延岡市役所と隣接の県立図書館が火災により全焼しました。
1937年2月18日、延岡市役所で発生した火災は瞬く間に隣接する宮崎県立図書館へ延焼し、両建物は木造構造のため甚大な被害を受けました。市役所では行政記録の多くが焼失し、図書館では歴史資料や貴重書が失われ地域の文化遺産に大きな損失を与えました。出火原因は明らかになっていませんが、火災後には耐火構造を取り入れた新庁舎と新図書館が建設されました。この事故は地域行政と文化施設の防火対策強化を促す契機となりました。再建された建物は防火ガラスや耐火壁を備え、防災計画の一環として近隣住宅の避難ルート整備も行われました。
1937年 宮崎県 延岡市 宮崎県立図書館
2003年

韓国大邱地下鉄放火事件: 地下鉄車両に対する放火事件。死者192名、重軽傷者148名。

2003年、韓国大邱地下鉄で発生した放火事件で多数の死傷者が出ました。
2003年2月18日、韓国・大邱市の地下鉄車両内で放火事件が発生しました。 放火により車両が炎上し、死者192名、重軽傷者148名という被害をもたらしました。 当時の地下鉄車両は防火設備が十分でなく、火災拡大を防ぐ対策が課題となりました。 事故後、韓国政府は地下鉄の防火・安全基準を大幅に見直し、緊急避難訓練の実施や設備更新を進めました。 この事件は公共交通の安全性に対する意識向上を促し、世界的にも大規模運輸災害の教訓として知られています。
2003年 韓国 大邱地下鉄放火事件