1937年
宮崎県延岡市役所にて火災。北隣にあった宮崎県立図書館にも延焼し、双方が全焼。
1937年2月18日、宮崎県延岡市役所と隣接の県立図書館が火災により全焼しました。
1937年2月18日、延岡市役所で発生した火災は瞬く間に隣接する宮崎県立図書館へ延焼し、両建物は木造構造のため甚大な被害を受けました。市役所では行政記録の多くが焼失し、図書館では歴史資料や貴重書が失われ地域の文化遺産に大きな損失を与えました。出火原因は明らかになっていませんが、火災後には耐火構造を取り入れた新庁舎と新図書館が建設されました。この事故は地域行政と文化施設の防火対策強化を促す契機となりました。再建された建物は防火ガラスや耐火壁を備え、防災計画の一環として近隣住宅の避難ルート整備も行われました。
1937年
宮崎県
延岡市
宮崎県立図書館