02月18日の命日 - 政治家・指導者

1139年

ヤロポルク2世

(1082 - 1139)

キエフ大公

キエフ大公として東スラヴ世界を治めた中世の君主。

ヤロポルク家の一員として1082年に生まれる。在位中は諸侯間の内紛に対処しつつ領土を維持。正教会との関係強化に努め、教会改革にも関与。東ヨーロッパの交易路を活用し経済発展を促進。 1139年に死去し、キエフの政治体系に影響を残した。

1139年ヤロポルク2世キエフ大公 1082年

承安3年1月5日

藤原光頼

(1124 - 1173)

平安時代の公卿

平安時代中期の公卿で、藤原北家の実力者。

1124年に生まれ、承安3年（1173年）1月5日に逝去。摂関家の流れを汲む藤原北家として朝廷で要職を歴任。関白補佐や議奏など複数の官職を務め政治を主導。和歌や漢詩にも秀で、文化面で朝廷に貢献。摂関政治の権勢を背景に勢力を拡大した。

1173年承安 1月5日藤原光頼平安時代公卿 1124年

1294年

クビライ

(1215 - 1294)

モンゴルハーン

モンゴル帝国第5代大ハーンで、元朝の創始者。

1215年に生まれ、チンギス・ハーンの孫として成長。 1260年に大ハーン位を継承し、1271年に元朝（大元ウルス）を創設。中国全土を支配下に置き、漢人官僚を登用し統治機構を整備。文化交流を奨励し、シルクロード交易を保護して繁栄を促進。 1294年に没し、ユーラシア東西の交流に大きな足跡を残した。

1294年クビライモンゴルハーン 1215年

1478年

クラレンス公ジョージ

(1449 - 1478)

クラレンス公

イングランドの王族、ヨーク家のクラレンス公。

1449年生まれ、エドワード4世の弟として王室に属する。内戦期のヨーク派として軍事行動に参加し爵位を獲得。バロニー税や領地管理の権限を持ち、北部地方を統治。王族間の政争にも巻き込まれ、最終的に悲劇的な最期を迎える。イングランド中世史における王族の権力闘争を象徴する人物。

1478年クラレンス公ジョージクラレンス公 1449年

寛文13年1月2日

浅野綱晟

(1637 - 1673)

第3代広島藩主

広島藩第3代藩主として短期間ながら藩政を担った武士。

1637年に生まれ、浅野氏広島藩の家督を継承。寛文年間に第3代藩主となり、藩政改革や城下町の整備に取り組んだ。治世は短く、翌1673年に29歳で没する。若年での急逝は藩内に大きな衝撃を与えた。その簡潔な統治期は広島藩の歴史に刻まれている。

1673年寛文 1月2日浅野綱晟広島藩主 1637年

宝永5年1月27日

田村建顕

(1656 - 1708)

一関藩主

江戸時代前期の一関藩主として藩政を司った大名。

1656年に生まれ、一関藩主として領内の政治・経済を統括。藩政改革や治水事業に着手し、地域の安定に努めた。江戸幕府との連携にも注力し、藩の立場強化を図った。宝永5年1月27日に死去し、その跡は嫡子に継承された。短期間ながら藩の基盤強化に寄与した。

1708年宝永 1月27日田村建顕一関藩主 1656年

1712年

ルイ

(1682 - 1712)

ブルゴーニュ公、フランス王太子

ブルゴーニュ公フランス王太子

フランス王太子かつブルゴーニュ公として王位継承権を持った貴族。

1682年に太子として生まれ、ブルゴーニュ公位を与えられる。祖父ルイ14世のもとで次期王となる期待を担った。内政や宮廷儀礼に参加し、王太子としての教育を受ける。 1712年に若くして逝去し、ルイ15世の父としても知られる。その死はフランス王室に大きな影響を与えた。

1712年ルイブルゴーニュ公フランス王太子 1682年

1834年

ウィリアム・ワート

(1772 - 1834)

第9代アメリカ合衆国司法長官

アメリカ合衆国の司法長官を務めた法曹家・政治家。

1772年にバージニア州で生まれた。法律家としてキャリアを築き、1817年から1829年まで第9代合衆国司法長官を務めた。当時最年少で就任し、10年以上にわたり法務行政を統括。公正な法解釈と訴訟指導で評価を受け、後進の育成にも尽力した。退官後は弁護士として活動を続け、1834年に没した。その功績はアメリカ合衆国の法制度発展に大きく寄与した。

1834年ウィリアム・ワートアメリカ合衆国司法長官 1772年

1891年

三条実美

(1837 - 1891)

幕末の公卿、明治維新の元勲

幕末の公卿明治維新の元勲

幕末の公卿で、明治維新の指導者として活躍した政治家。

1837年に公家三条家に生まれた。尊王攘夷運動に関与し、京都で政治活動を展開。明治維新後は参与会議などで中心的役割を果たし、新政府の成立に寄与。版籍奉還や廃藩置県などの改革を推進し、近代国家の基礎を築いた。晩年は内大臣や枢密顧問官を歴任し、政治顧問としても影響力を維持。 1891年に没し、その業績は日本の近代化に欠かせないものとなった。

1891年三条実美幕末公卿明治維新元勲 1837年

1932年

フリードリヒ・アウグスト3世

(1865 - 1932)

第7代ザクセン王

ザクセン王国最後の君主。自由主義改革を志向し、近代化を推進した。第一次世界大戦後に退位し、王政の終焉を見届けた。

1865年に生まれ、ヨハン王子として育つ。 1902年、父王アルベルトの死去により即位し、第7代ザクセン王となった。憲法改正や教育改革などの自由主義的政策を導入し、工業化を支援した。第一次世界大戦中は戦争努力に協力したが、敗戦により国内の動揺が高まり退位を余儀なくされた。 1918年11月、ドイツ革命の中で退位し、ザクセン王国は共和制となった。その後は王室財産を管理しながら、余生をスイスで過ごし、1932年に没した。

1932年フリードリヒ・アウグスト3世ザクセン王 1865年

1937年

グリゴリー・オルジョニキーゼ

(1886 - 1937)

ソビエト連邦共産党政治局員

ソビエト連邦の政治家。重工業人民委員として五か年計画を指導し、スターリン体制の要職を担った。

1886年にジョージアで生まれ、ボリシェヴィキに参加。内戦後に重工業担当人民委員に就任し、急速な工業化を推進した。スターリンの側近として権力頂点に近づき、政治局員に昇格。厳しい生産目標と労働英雄運動を導入し、工業発展に寄与した。しかし過酷な計画と粛清の影響で不信感を招き、1937年に不審な死を遂げた。死因は未だ謎とされ、スターリン体制の暗部を象徴する人物とされる。

1937年グリゴリー・オルジョニキーゼソビエト連邦共産党政治局員 1886年

1941年

徳川達孝

(1865 - 1941)

大正天皇の侍従長

大正天皇の侍従長として宮中儀礼を統括し、天皇家の公務を支えた宮内官僚。

1865年に旧旗本の家系に生まれる。明治期に宮内省に入省し、宮中儀礼や内廷の運営を担当。大正天皇即位後、侍従長に任命され宮中行事を統括。皇族や貴族との調整役として信頼を獲得し、天皇の公務を補佐した。政治的中立を保ちながら宮内省の近代化にも貢献。 1941年に没し、長年にわたり宮廷制度の維持に寄与した。

1941年徳川達孝大正天皇侍従長 1865年