1455年

フラ・アンジェリコ

(1387 - 1455)

画家

画家
ルネサンス初期のイタリアの修道士画家。
1387年頃生まれ、フランチェスコ会修道士として修道院で制作。 1455年に死去し、生涯を清貧と祈りに捧げた。 柔らかな色彩と敬虔な主題で知られ、特に聖母子像が有名。 フィレンツェのサン・マルコ修道院装飾画で高い評価を獲得。 その敬虔な作風は後世の宗教画家に大きな影響を与えた。
1455年 フラ・アンジェリコ 画家 1387年
1564年

ミケランジェロ

(1475 - 1564)

彫刻家、画家

彫刻家 画家
ルネサンスを代表するイタリアの彫刻家・画家。
1475年にカプレーゼで生まれ、フィレンツェで修業を積む。 『ダビデ像』やシスティーナ礼拝堂天井画などで圧倒的な技量を発揮。 人体解剖の知識を取り入れ、肉体美を追求した造形を生み出す。 詩作や建築設計にも携わり、『サン・ロレンツォ聖堂』を設計。 1564年に没し、万能の芸術家として後世に計り知れない影響を残した。
1564年 ミケランジェロ 彫刻家 画家 1475年
1717年

ジョヴァンニ・マリーア・モランディ

(1622 - 1717)

画家

画家
17世紀イタリアのバロック期を代表する画家。
1622年に生まれ、ローマを拠点に活動。 宗教画や肖像画を手掛け、鮮やかな色彩と描写力を特徴とする。 貴族や教会からの注文を受け、数多くの作品を制作。 1717年に死去し、その作品はイタリア各地の教会や美術館に所蔵される。 バロック美術の重要な担い手とされる。
1717年 ジョヴァンニ・マリーア・モランディ 1622年
1751年

ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ

(1685 - 1751)

ヴァイオリニスト、作曲家

ヴァイオリニスト 作曲家
バロック期のイタリアのヴァイオリニスト・作曲家。
1685年に生まれ、ボローニャで音楽の才を発揮。 ヴァイオリン協奏曲や室内楽作品を多数作曲。 ボローニャ音楽院で教授を務め、後進の指導にあたった。 1751年に没し、バロック音楽の発展に寄与した。 その作品は今日でも演奏され続けている。
1751年 ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ 1685年
1810年

アブラーム=ルイ=ロドルフ・デュクロ

(1748 - 1810)

画家、版画家

画家 版画家
スイス生まれの風景画家・版画家。イタリアを中心に活動し、水彩画で名を馳せた。
1748年にスイスのヴォー州で生まれた。 イタリアへ渡り、ローマで活動を開始。 細密な水彩画やパステル画を得意とし、風景画に革新をもたらした。 著名な風景図集を刊行し、ヨーロッパ各地の景観を広く紹介した。 版画制作にも取り組み、多彩な技法を駆使して作品を発表。 1810年に没したが、その繊細な描写は後の画家にも影響を与え続けている。
1810年 アブラーム=ルイ=ロドルフ・デュクロ 1748年
1902年

アルバート・ビアスタット

(1830 - 1902)

画家

画家
ドイツ生まれのアメリカの風景画家で、雄大な西部の自然を描いた。
1830年にドイツで生まれ、幼少期に家族と共にアメリカに渡る。 西部開拓時代の壮大な風景を題材にし、特にロッキー山脈やヨセミテ渓谷を描き出した。 光と大気の表現に優れ、ハドソン・リバー派やラファエル派からの影響を受けた。 ヨーロッパ滞在時には古典技法を学び、独自のスタイルを確立した。 代表作に『The Rocky Mountains, Lander's Peak』などがある。 1902年2月18日に逝去した。
アルバート・ビアスタット 1830年
1933年

アルノルト・メンデルスゾーン

(1855 - 1933)

作曲家

作曲家
ドイツの作曲家・音楽教育者。ロマン派の伝統を受け継ぎ、多くの合唱曲や室内楽を手がけた。
1855年にドイツで生まれる。 フェリックス・メンデルスゾーンの親戚にあたり、音楽一家に育つ。 主に合唱曲や歌曲、室内楽作品を作曲し、教会音楽の振興に寄与した。 音楽教育者として後進の指導にも力を注ぎ、多くの教材を出版した。 繊細な和声と伝統的な形式美が特徴とされ、晩年まで創作活動を続け、1933年に没した。
1933年 アルノルト・メンデルスゾーン 作曲家 1855年
1952年

本山白雲

(1871 - 1952)

彫刻家

彫刻家
日本の彫刻家。伝統的な仏像彫刻と西洋技法を融合し、近代彫刻を切り拓いた。
1871年に京都で生まれ、仏像彫刻の技法を徹底的に修得。 奈良・興福寺で学んだ伝統様式と西洋の造形美術を融合し作品を制作。 自由美術協会や展覧会で受賞を重ね、国内外で評価を獲得。 東京美術学校(現東京芸大)で教鞭を取り、多くの後進を指導。 公共彫刻や記念碑制作にも携わり、日本各地に遺産を残した。 1952年に没し、日本彫刻史に重要な足跡を残した。
1952年 本山白雲 1871年
1956年

ギュスターヴ・シャルパンティエ

(1860 - 1956)

作曲家

作曲家
フランスの作曲家。代表作にオペラ「ルイーズ」などがある。印象主義的な音楽で知られる。
ギュスターヴ・シャルパンティエ(1860-1956)はフランスの作曲家。マスネに学び、印象主義音楽に影響を受けた。 1897年に発表したオペラ「ルイーズ」は大成功をおさめ、彼の名を世界に知らしめた。 その後も「ナディア」などの作品で叙情的な表現を追求。 演劇的要素と詩的叙情性を融合させた作風が特徴。 生涯を通じて若手音楽家の育成にも力を注いだ。 晩年はパリで過ごし、1956年に逝去した。
1956年 ギュスターヴ・シャルパンティエ 作曲家 1860年
1959年

エーリッヒ・ツァイスル

(1905 - 1959)

作曲家

作曲家
オーストリア出身の作曲家。アメリカへ移住し映画音楽にも携わった。
エーリッヒ・ツァイスル(1905-1959)はオーストリアの作曲家。 ウィーンで学び、ナチス・ドイツの迫害を逃れ1938年に米国へ移住。 亡命先で映画音楽や室内楽作品を多数作曲し、異国の地で活躍した。 彼の音楽は伝統的ながら斬新な和声感を持ち、同時代の作曲家から高く評価された。 晩年はニューヨークで活動し、1959年に逝去した。
1959年 エーリッヒ・ツァイスル 1905年
1964年

奥村博史

(1889 - 1964)

洋画家、工芸家

洋画家 工芸家
奥村博史 1889年
1986年

ヴァーツラフ・スメターチェク

(1906 - 1986)

指揮者

指揮者
チェコ出身の指揮者で、プラハ放送交響楽団(現プラハ放送交響楽団)の創設者として知られています。
1906年に生まれたスメターチェクは、クラリネット奏者として音楽活動を始め、後に指揮者に転向しました。 プラハ放送交響楽団の初代指揮者として、同楽団を国際的に知られる存在へと導きました。 モーツァルトやドヴォルザークなどの演奏で高い評価を得る一方、チェコ現代音楽の普及にも尽力しました。 教育者としても後進の指揮者育成に貢献し、プラハ音楽院で教鞭を執りました。 1986年に逝去し、その功績は現在もチェコの音楽界で語り継がれています。
1986年 ヴァーツラフ・スメターチェク 指揮者 1906年