02月17日

1944年2月17日、アメリカ軍はギルバート・マーシャル諸島攻略作戦の一環としてエニウェトク環礁への上陸作戦を開始しました。 日本軍の守備隊は環礁各地に配置されていましたが、強力な艦砲射撃と上陸部隊の攻撃により防衛線は崩壊しました。 海兵隊や陸軍歩兵が迅速に態勢を整え、主要拠点を次々と制圧しました。 この攻略によりアメリカ軍は太平洋中央部への前進基地を確保し、日本軍の連絡・補給網に大きな打撃を与えました。 エニウェトクの戦いはその後のマリアナ沖海戦など太平洋戦線の展開に直結する重要な転換点となりました。

同じ戦域では1944年2月17日から18日にかけて「ヘイルストーン作戦」が展開されました。 米海軍航空隊は数百機規模の艦載機をトラック諸島に集結させ、爆撃と機銃掃射を実施しました。 艦艇や航空機基地、燃料貯蔵施設などが標的となり、多数の艦船が撃沈・損傷しました。 地上の日本軍守備隊にも大打撃を与え、補給拠点としての機能はほぼ壊滅しました。 この空襲は南洋の重要拠点を一気に制圧する決定的な一撃となりました。

1979年2月17日、カンボジア情勢を巡る中越間の対立が激化し、中国人民解放軍がベトナム北東部へ侵攻を開始しました。 これにより中越国境地域で激しい戦闘が展開され、両国に多大な人的・物的被害がもたらされました。 中国側は「自衛反撃」を名目とし、短期間で戦果を誇示しましたが、即座に大規模な軍事衝突が発生しました。 戦闘終結後も国境地帯では長期間にわたり緊張が続き、地域の安定には大きな影響を与えました。 冷戦下のアジアにおける重要な局地戦として、国際的な注目を集めた紛争です。