440年

メスロプ・マシュトツ

(360 - 440)

アルメニア文字考案者、アルメニア使徒教会の聖人

アルメニア文字考案者 アルメニア使徒教会の聖人
アルメニア文字を創案し、翻訳事業を通じてアルメニア文化・キリスト教の発展に貢献した人物。
メスロプ・マシュトツ(360年生–440年2月17日没)は、アルメニアの修道士・言語学者です。 405年頃にアルメニア文字を考案し、聖書や教父文献の翻訳を進めました。 これにより、アルメニア語の記述と言語文化の基盤を築き、国民的アイデンティティ形成に寄与しました。 アルメニア使徒教会の聖人としても崇敬を集め、毎年2月17日に祝われます。
440年 メスロプ・マシュトツ アルメニア文字 アルメニア使徒教会 聖人 360年
1600年

ジョルダーノ・ブルーノ

(1548 - 1600)

哲学者、天文学者

哲学者 天文学者
無限宇宙論を唱えたルネサンス期イタリアの哲学者・天文学者。異端審問で火刑に処された。
ジョルダーノ・ブルーノ(1548年生–1600年2月17日没)は、イタリア出身の哲学者・天文学者です。 彼は太陽中心説を支持し、無限に広がる宇宙に複数の世界が存在すると唱えました。 代表作『宇宙の無限性と世界の多様性について』などで当時の常識を覆し、異端審問の対象となりました。 1600年にローマで異端とされ、火刑に処されましたが、その自由な思想は近代科学の発展に影響を与えました。
1600年 ジョルダーノ・ブルーノ 哲学者 1548年
1827年

ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ

(1746 - 1827)

教育家

教育家
スイスの教育改革者。子どもの自然な発達を重視した教育理論を提唱した。
ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ(1746年生–1827年2月17日没)は、スイスの教育家・社会改革者です。 「頭脳・心・手」を重視した統合的教育理論を提唱し、児童中心の実践的な学びを推進しました。 ザンクトガレンやチューリッヒに実験学校を設立し、貧困層や孤児への支援活動を行いました。 その理念は世界中の教育制度に影響を与え、近代教育学の先駆者とされています。
1827年 ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ 1746年
1874年

アドルフ・ケトレー

(1796 - 1874)

数学者、統計学者

数学者 統計学者
ベルギーの数学者・統計学者。社会統計学の先駆者として知られる。
アドルフ・ケトレー(1796年生–1874年2月17日没)は、ベルギーの数学者・統計学者です。 “社会物理学”と称される統計学の理論を創始し、平均的人間という概念を提唱しました。 天文観測や犯罪統計、教育統計など多岐にわたる分野で統計手法を応用しました。 現代の公衆衛生学や社会調査、心理統計学の基礎を築いた先駆者です。
1874年 アドルフ・ケトレー 数学者 統計学者 1796年
1928年

大槻文彦

(1847 - 1928)

国語学者

国語学者
日本初の近代的国語辞典「言海」を編纂し、国語学の基礎を築いた学者。
1847年に熊本で生まれた大槻文彦は、英語学を学んだ後、国語学の研究に転じました。 1889年に日本初の近代的な国語辞典『言海』を刊行し、日本語研究の基礎を築きました。 辞典編纂だけでなく、語彙研究や文法論にも取り組み、国語学の体系化に大きく貢献。 1928年にその生涯を閉じるまで、多くの後進を育成し続けました。
1928年 大槻文彦 国語学者 1847年
1943年

平賀譲

(1878 - 1943)

日本海軍の技術中将、東京帝国大学総長

日本海軍の技術中将 東京帝国大学総長
日本海軍の技術中将として艦船技術の発展に貢献し、東京帝国大学総長も務めた技術者・教育者。
1878年に生まれた平賀譲は、東京帝国大学工学部を卒業後、日本海軍の技術将校として勤務。 艦船の設計や造船技術の研究に従事し、近代海軍力の基盤を支えました。 後進教育にも力を注ぎ、多くの技術者を育成。 1929年に東京帝国大学総長に就任し、大学改革と科学教育の充実を推進しました。 1943年に没しました。
1943年 平賀譲 日本海軍 技術中将 東京帝国大学 1878年
1978年

ガブリエル・ターヴィル=ピーター

(1908 - 1978)

文学・歴史研究者

文学・歴史研究者
文学と歴史を研究した学者・教育者。
1978年 ガブリエル・ターヴィル=ピーター 1908年
2013年

岩田慶治

(1922 - 2013)

文化人類学者、国立民族学博物館名誉教授

文化人類学者 国立民族学博物館名誉教授
文化人類学者として民俗研究に貢献し、国立民族学博物館名誉教授を務めた。
1922年に生まれ、文化人類学を専攻。 国内外の民族文化比較研究を推進し、多くの論文を発表した。 国立民族学博物館設立期に中心的役割を果たし、研究部門を牽引した。 フィールドワークを重視し、多岐にわたる地域で調査を実施。 教育者として後進の育成にも力を注ぎ、日本の人類学界を支えた。 2013年2月17日に逝去した。
2013年 岩田慶治 国立民族学博物館 1922年
2015年

横溝亮一

(1931 - 2015)

音楽評論家

音楽評論家
日本の音楽評論家。ジャズや現代音楽を中心に、幅広いジャンルの評論活動を展開しました。
1931年に生まれ、早稲田大学で音楽学を学ぶ。 戦後の日本におけるジャズ批評の先駆者として知られ、多数の著作を発表。 音楽雑誌の編集者やラジオパーソナリティとしても活躍。 音楽理論と歴史を交えた深い分析で、読者やリスナーから信頼を集めた。 2015年2月17日に83歳で逝去。
2015年 横溝亮一 1931年
2016年

裾分一弘

(1924 - 2016)

美術史家、学習院大学名誉教授

美術史家 学習院大学名誉教授
日本の美術史家。学習院大学名誉教授として、幅広い研究と教育に携わりました。
1924年に生まれ、東京大学で美術史を専攻。 日本美術から西洋美術まで幅広い分野を研究し、多数の著作を執筆。 特に陶磁器や版画の研究で定評がある。 学習院大学で長年教鞭を執り、多くの後進を育成。 2016年2月17日に91歳で逝去。
2016年 裾分一弘 美術史家 学習院大学 1924年
2017年

セオドア・ローウィ

(1931 - 2017)

政治学者

政治学者
アメリカの政治学者。公共政策論の権威で、多くの代表作を残しました。
1931年ニューヨーク生まれ。 コーネル大学で政治学を学び、カリフォルニア大学バークレー校などで教鞭を執る。 『Congress and the Administrative State』などの著作で行政国家理論を提示。 政策分析における理論的枠組みを確立し、学界に大きな影響を与えた。 2017年2月17日に85歳で逝去。
セオドア・ローウィ 政治学者 1931年
2018年

宮良高弘

(1935 - 2018)

民俗学者、札幌大学名誉教授

民俗学者 札幌大学名誉教授
日本の民俗学者。 札幌大学名誉教授として地域文化や風俗の研究に尽力した。
宮良高弘は1935年に生まれ、日本の民俗学者として活躍しました。 札幌大学名誉教授として長年教育と研究に携わり、多くの後進を育成。 地域の伝統や風俗をテーマにフィールドワークを重ね、論文や著書を発表。 文化保存や地域振興に関する活動にも積極的に参加。 その業績は日本の文化人類学・民俗学界に大きな影響を与えました。 2018年2月17日に逝去しました。
宮良高弘 民俗学者 札幌大学 1935年