02月17日の誕生日 - 科学者・研究者

1723年

トビアス・マイヤー

(1723 - 1762)

天文学者、物理学者、数学者

天文学者物理学者数学者

ドイツの天文学者・物理学者・数学者。月の研究で知られる。

1723年にドイツで生まれ、学術の才能を発揮した。月の運動を詳細に観測し、経緯度測定のための月表を作成した。これにより航海術に大きな進歩をもたらし、経度問題の解決に貢献した。また、物理学や数学の分野でも研究を行い、多角的に学問を追求した。 1762年に没したが、その功績は海洋史と天文学史に大きな影響を残した。

1723年トビアス・マイヤー天文学者物理学者数学者 1762年

1740年

オラス＝ベネディクト・ド・ソシュール

(1740 - 1799)

科学者

スイスの自然哲学者・地質学者。アルプス探検と気象学研究で知られる。

1740年にジュネーヴで生まれた。アルプス山脈の探検を行い、高度観測や地質調査を実施した。気象学の分野では初期の湿度計（毛髪湿度計）を発明し、気象観測の基礎を築いた。自然哲学者として地球科学の発展に寄与し、多くの論文を発表した。 1799年に没するまで、学術・教育に幅広く貢献した。

1740年オラス＝ベネディクト・ド・ソシュール科学者 1799年

1796年

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト

(1796 - 1866)

医師

ドイツ生まれの医師・博物学者。江戸時代の日本研究を行った。

1796年にドイツで生まれ、医師としての訓練を受けた。 1823年にオランダ東インド会社の医師として来日し、出島で診療に従事した。日本の動植物や文化を研究し、植物学書『Flora Japonica』を著した。また、蕃書調所（後の国立博物館）の設立に関与し、学術交流を促進した。 1866年に没し、日本研究の先駆者として知られている。

1796年フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト医師 1866年

1838年

フリードリヒ・バイルシュタイン

(1838 - 1906)

化学者

ドイツの化学者。『ベイルシュタイン有機化学ハンドブック』の編纂で知られる。

1838年にロシア帝国領ペルミで生まれるがドイツ人として活動。ドイツとロシアで化学を学び、有機化合物の体系的な分類に取り組んだ。 1881年に有機化学の膨大な文献を集成した『ベイルシュタイン有機化学ハンドブック』の編纂を開始。このハンドブックは後の化学研究における基本資料となり、現在も改訂が続けられている。 1906年に没し、その業績は化学データベースの礎となった。

1838年フリードリヒ・バイルシュタイン化学者 1906年

1847年

パウル・ゲオルク・フォン・メレンドルフ

(1847 - 1901)

言語学者、外交官

言語学者外交官

ドイツ生まれの言語学者・外交官。満洲語の研究や朝鮮での外交顧問として知られる。

1847年にプロイセンで生まれ、言語学に興味を持つ。満洲語と中国語を習得し、言語学者として文法書を執筆した。朝鮮王朝から招聘され、1882年から1885年まで外交顧問を務め、近代化政策に関与。各国との条約交渉や通訳としても活躍し、朝鮮の外交基盤強化に寄与した。 1901年に没し、東アジア学研究の先駆者とされる。

1847年パウル・ゲオルク・フォン・メレンドルフ言語学者外交官 1901年

1888年

オットー・シュテルン

(1888 - 1969)

物理学者

分子ビーム法を開発し、核磁気モーメントを発見した物理学者。

オットー・シュテルン（1888年生–1969年没）は、ドイツ生まれの物理学者。 1922年、分子ビーム実験で原子核の磁気モーメントを初めて測定し、ノーベル賞受賞。新しい実験技法『シュテルン–ゲルラッハ実験』は量子力学発展に寄与。第二次世界大戦を避けてアメリカへ移住し、カーネギーメロン大学で研究と教育に従事。原子・分子の振る舞いを解明し、現代物理学の礎を築いた。

1888年オットー・シュテルン物理学者 1969年

1890年

ロナルド・フィッシャー

(1890 - 1962)

遺伝学者、統計学者

遺伝学者統計学者

現代統計学の父と呼ばれるイギリスの遺伝学者・統計学者。

ロナルド・フィッシャー（1890年生–1962年没）は、イギリスの統計学者・遺伝学者。分散分析（ANOVA）や最尤推定法の理論を確立し、統計学の基礎を築く。また集団遺伝学の父とも呼ばれ、遺伝子頻度のモデルを構築。『生物統計学的手法』など著作を通じて理論と実践を融合。数学的生物学の発展に大きく貢献し、後世の研究に影響を与えた。

1890年ロナルド・フィッシャー遺伝学者統計学者 1962年

1904年

ハンス・モーゲンソウ

(1904 - 1980)

国際政治学者

国際政治学におけるリアリズム理論の確立者として知られるドイツ生まれの学者。

1904年にドイツのヴィールブルクで生まれる。\n1930年代にアメリカへ移住し、南カリフォルニア大学やシカゴ大学で教鞭をとる。\n1948年に『国家間政治』を発表し、国家の権力闘争を中心としたリアリズム理論を提唱。\n彼の理論は冷戦期の国際関係論に大きな影響を与え、以後の学術研究の基礎となる。\n1980年に逝去し、今日でも多くの研究者に影響を与え続けている。

1904年ハンス・モーゲンソウ国際政治学者 1980年

1909年

柴田治三郎

(1909 - 1998)

文学者、東北大学名誉教授

文学者東北大学名誉教授

1909年柴田治三郎東北大学 1998年

1927年

三輪史朗

(1927 - 2006)

医学者、東京大学名誉教授

医学者東京大学名誉教授

日本の医学者、東京大学名誉教授。心臓外科手術の先駆者。

1927年に生まれ、医師としての道を歩む。東京大学医学部で研究と教育に従事し、多くの外科医を育成。心臓外科や血管外科の手術技術を日本に導入。学術論文を多数発表し、学会で高い評価を受ける。教育者として後進の指導にも力を注ぎ、研修制度整備に貢献。 2006年に逝去、医学界に多大な業績を残した。

1927年三輪史朗 2006年

1928年

高橋理明

(1928 - 2013)

医学者、ウイルス学者

医学者ウイルス学者

日本の医学者、ウイルス学者。感染症研究の第一人者。

1928年に生まれた日本のウイルス学者。感染症の病態解明やワクチン開発に取り組み、国内外で高く評価された。大学や公的研究機関で後進の指導に尽力し、多数の研究者を育成。学術論文や学会発表を通じて知見を広め、予防医学の発展に貢献。 2013年に逝去。

1928年高橋理明 2013年

1938年

三輪嘉六

考古学者

日本の考古学者。縄文時代の研究で知られる。

1938年生まれ。大学で考古学を専攻し、特に縄文土器の研究を進める。日本各地の遺跡で発掘調査を行い、出土品の分析に貢献。学術論文や研究書を多数発表し、後進の育成にも携わる。日本考古学界で幅広い評価を受ける。

三輪嘉六