ネコヤナギ (猫柳)
花言葉
- 素直
- 自由
特徴
説明
ネコヤナギは日本から中国にかけてのアジア原産のヤナギ科の落葉低木で、北海道から九州の河川などの流速の早い場所に自生しています。早春に咲くヤナギとして親しまれ、白い絹毛に覆われた花芽が猫のしっぽのように見えることから名付けられました。3〜4月頃に銀白色のふっくらした花穂をつけ、雌雄異株で雄株は大きめの花穂にオレンジ色の雄しべを持ちます。
豆知識
- 雌雄異株で雄株の方が観賞価値が高いとされる
- 切り枝を水に挿すだけで長期間楽しめる
- 樹液はカブトムシやクワガタムシ、スズメバチの好物
- 耐寒性、耐暑性に優れた非常に強健な植物で初心者でも育てやすい
利用方法
観賞用
- 生け花の花材として使用
- 庭木として春の景観を演出
- 切り枝として室内装飾に利用
薬用
- 伝統的に樹皮が解熱・鎮痛薬として使用された
注意: 現代では医薬用途での使用は推奨されていません
食用
食用ではありません
その他
- 護岸緑化・環境保全技術に利用
- カブトムシやクワガタムシの樹液採取場所
- バイオマス材料として研究
毒性
症状: 特に毒性は報告されていません