1753年

ジャコモ・ファッコ

(1676 - 1753)

作曲家、バイオリニスト

作曲家 バイオリニスト
イタリア出身のバロック時代の作曲家・ヴァイオリン奏者。
1676年にイタリアで生まれ、ヴェネツィアで音楽を学ぶ。 作曲家としてバロック音楽の作品を多数手掛けた。 自身も優れたバイオリニストとして演奏活動を行った。 スペインやオランダなど欧州各地で宮廷音楽に従事した。 1753年2月16日に没し、その作品は後世に再評価された。
1753年 ジャコモ・ファッコ 1676年
1761年

イアサント・コラン・ド・ヴェルモン

(1693 - 1761)

画家

画家
フランスのロココ期を代表する画家。歴史画や神話画で高い評価を受けた。
1693年フランスに生まれる。本名はHyacinthe Collin de Vermont。 フランソワ・ルネ・ド・ラルジリエールとジェルマン=ボレス・ジョヴェヌエに師事。 宮廷顧問としてルイ15世に仕え、多くの歴史的・神話的主題を描く。 フランス王立アカデミー会員に選ばれ、数々の展覧会で活躍。 代表作には「ペルセウスとアンドロメダ」などがある。 1761年に逝去し、その優雅で繊細な筆致は後世に影響を与え続けた。
1761年 イアサント・コラン・ド・ヴェルモン 1693年
文化2年1月17日

若杉五十八

(1759 - 1805)

洋風画家

洋風画家
江戸時代に西洋画技法を取り入れた洋風画家。大胆な遠近法と着色を特徴とする。
1759年に生まれる。 西洋絵画の技法を学び、洋風画を習得。 遠近法や明暗法を駆使し、風景や静物画を制作。 江戸で異国趣味の美術を広め、画壇に刺激を与える。 文化2年(1805年)1月17日に没し、日本における洋風画の先駆者となる。
1805年 文化 1月17日 若杉五十八 洋風画 1759年
1819年

ピエール=アンリ・ド・ヴァランシエンヌ

(1750 - 1819)

画家

画家
近代風景画の祖とされるフランスの画家。戸外制作の重要性を説いた。
1750年パリに生まれる。 古典的な風景画と戸外制作(プレ・エール)を融合させる画論を展開。 1783年に『風景画講義』を著し、風景写生の方法を普及。 自然光の再現を重視し、多くの風景画をフランス各地で制作。 革命期を経てローマにも滞在し、古代遺跡の風景を描写。 1819年に没し、後の画家たちに大きな影響を与えた。
1819年 ピエール=アンリ・ド・ヴァランシエンヌ 1750年
1823年

ヨハン・ゴットフリート・シヒト

(1753 - 1823)

作曲家、カペルマイスター、トーマスカントル

作曲家 カペルマイスター トーマスカントル
ライプツィヒ・トーマス教会のカントルを務めたドイツの作曲家・指揮者。
1753年にドイツのゲルリッツで生まれる。 教会音楽の教育を受け、早くから優れた才能を示す。 1810年から1823年までライプツィヒ・トーマス教会のトーマスカントルを務める。 オラトリオや宗教曲を中心に作曲し、合唱団を指導。 カペルマイスターとして宮廷音楽を監督し、格式高い演奏を実現。 1823年に没し、19世紀初頭のドイツ教会音楽を支えた。
1823年 ヨハン・ゴットフリート・シヒト カペルマイスター トーマスカントル 1753年
1823年

ピエール=ポール・プリュードン

(1758 - 1823)

画家

画家
新古典主義からロマン派に橋を架けたフランスの画家。肖像画や寓意画で知られる。
1758年にディジョン近郊で生まれる。 ローマ留学で古典美術とイタリア絵画を研究。 帰国後、フランス革命期に肖像画家として名声を獲得。 黒灰画法(キント画)を駆使し、柔らかな陰影と色調を表現。 ナポレオン一族の肖像や『ジャンヌ・ダルク』など寓意画を制作。 1823年に没し、ロマン派画家に大きな影響を与えた。
ピエール=ポール・プリュードン 画家 1758年
1829年

フランソワ=ジョセフ・ゴセック

(1734 - 1829)

作曲家

作曲家
フランスの作曲家、革新的な交響曲と宗教曲で知られる。
1734年にベルギー領オルデンブルク近郊で生まれる。 パリに移り、宮廷楽団や教会で活動を開始。 革命期には国民祝祭音楽を手がけ、共和国の儀式に貢献。 フランス国立音楽学校(後のパリ音楽院)の創設に関与。 多くの交響曲や室内楽、宗教曲を作曲し、弦楽合奏を重視。 1829年に没し、フランス近代音楽の基礎を築いた。
1829年 フランソワ=ジョセフ・ゴセック 作曲家 1734年
1839年

ルートヴィヒ・ベルガー

(1777 - 1839)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト 作曲家
ドイツ出身のピアニスト・作曲家。イギリスで教育と演奏を展開。
1777年にベルリン近郊で生まれる。 ベルリン高等音楽院で研鑽を積み、ピアニストとして名声を得る。 1810年代にイギリスに渡り、ロンドンで王室付ピアニストを務める。 優雅なピアノ小品や変奏曲を作曲し、演奏会で披露。 教師として多くの門下生を育成し、声楽指導にも携わる。 1839年に没し、ロマン派初期のピアノ音楽界に貢献した。
1839年 ルートヴィヒ・ベルガー 1777年
1871年

フィリップ=ジャック・ヴァン・ブリー

(1786 - 1871)

画家

画家
19世紀のベルギー出身の画家。歴史画や肖像画で知られた。
1786年にベルギー・アントワープに生まれる。王立アントワープ美術アカデミーで学んだ後、パリやローマで研鑽を積んだ。 歴史的題材や宗教画を中心に制作し、後に肖像画にも手を広げた。 ナポレオン戦争後のヨーロッパ美術界で評価を受け、展覧会にも出品。 教育者として後進の指導にもあたり、19世紀芸術界に影響を与えた。 1871年に逝去し、代表作として歴史画や肖像画が多く残されている。
1871年 フィリップ=ジャック・ヴァン・ブリー 1786年
1944年

ダーダーサーヘブ・パールケー

(1870 - 1944)

サンスクリット学者、映画製作者

サンスクリット学者 映画製作者
インド映画の父と称される映画製作者であり、サンスクリット学の研究者でもあった。
ダーダーサーヘブ・パールケー(1870-1944)は、インド初の本格的な長編映画を制作し、インド映画産業の礎を築いた人物です。 同時にサンスクリット学者として古典文献の翻訳や研究を行い、インド文化の普及に貢献しました。 彼の作品は神話や宗教的テーマを扱い、視覚表現と伝統文化の融合を試みた先駆的な芸術でした。 映画製作を通じて全国に巡回上映を行い、多くの観客に映画の魅力を伝えました。 インドの芸術・文化界における業績から、今日でも高い評価を受けています。
1944年 ダーダーサーヘブ・パールケー 1870年
1951年

尾高尚忠

(1911 - 1951)

作曲家

作曲家
日本の作曲家・指揮者。国際的にも評価を得た音楽家。
尾高尚忠(1911-1951)は、東京音楽学校(現東京藝術大学)を卒業後、作曲家として数々の作品を発表しました。 交響曲や室内楽、吹奏楽のための作品を手がけ、和声と西洋音楽技法を融合させた独自の作風を確立しました。 また指揮者としても活躍し、NHK交響楽団などを指揮して国内外で演奏会を行いました。 フルート協奏曲などは今日でもしばしば演奏され、そのメロディの美しさが高く評価されています。 早逝したものの、後進の音楽家に強い影響を与えました。
1951年 尾高尚忠 作曲家 1911年
1957年

ヨゼフ・ホフマン

(1876 - 1957)

ピアニスト

ピアニスト
ポーランド生まれのピアニスト。20世紀を代表する巨匠。
ヨゼフ・ホフマン(1876-1957)は、神童として知られ、幼少期から演奏会を重ねたピアニストです。 カーティス音楽院の創設に関わり、後進の育成にも力を注ぎました。 彼の技巧は緻密でありながらも情感豊かで、ロマン派から近代作品まで幅広いレパートリーを持ちました。 録音も多数残し、その演奏は今日でも名盤として評価されます。 また作曲家としても活動し、ピアノ作品や室内楽を手がけました。
ヨゼフ・ホフマン ピアニスト 1876年