ジョン・フラムの日

国・地域: バヌアツ

タンナ島におけるカーゴ・カルトの偶像、ジョン・フラムが再来するとされている日。

バヌアツ タンナ島のカーゴ・カルト信仰に由来する祭日。
ジョン・フラムの日はバヌアツのタンナ島で毎年2月15日に行われる独特の宗教的儀式です。住民は第二次世界大戦中に漂着した物資を神格化したジョン・フラムが再来すると信じ、その再来を迎え入れる準備を行います。伝統的なダンスや歌、信者による祈りが朝から夜まで続き、島全体が神聖な雰囲気に包まれます。外部からの観光客も見学できる場合があり、文化交流の場ともなっています。現代においても地元のアイデンティティが色濃く反映された大切な儀式として続いています。
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かまくら

国・地域: 日本

秋田県横手市で行われるお祭り。水神様をまつる小正月行事で毎年2月15日、16日に開催される。約450年の歴史があるといわれており、かまくらの中に子どもたちが入って「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と言いながら、甘酒やお餅を振る舞う。もともとはかまくらの中にまつられた水神様にお賽銭を上げて、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願する行事だったが、時代の変化とともに現在のような形になった。

秋田県横手市で行われる水神を祀る小正月の伝統行事「かまくら」。
横手のかまくらは毎年2月15日と16日に横手市で開催される雪のドーム状行事で、約450年の歴史を誇ります。かまくらの中には水神を祀る祭壇が設けられ、子どもたちが中に入り「おがんでたんせ」と声をかけながら甘酒や餅を振る舞います。当初は家内安全や五穀豊穣を祈願する宗教儀礼が起源ですが、現在は地域の冬祭りとして観光客も楽しむイベントとなっています。夜にはかまくらにろうそくが灯され幻想的な光景が広がり、訪れた人々を魅了します。地元の郷土料理や特産品を味わいながら、伝統文化に触れる貴重な機会となっています。
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