02月15日の出来事 - 交通・インフラ

1897年

京都鉄道・二条駅嵯峨駅（現在の嵯峨嵐山駅）が開業。現在の山陰本線の初の開通区間。

京都鉄道の二条駅と嵯峨駅（現嵯峨嵐山駅）が開業しました。

1897年2月15日、京都鉄道によって二条駅と嵯峨駅（現在の嵯峨嵐山駅）が開業し、山陰本線の最初の区間が運行を開始しました。これにより京都市内から嵐山方面へのアクセスが大幅に改善され、観光地としての嵯峨嵐山の発展を後押ししました。当時の近代的な鉄道技術は地方都市の経済振興に貢献し、沿線地域の発展を促しました。路線は後に延伸され、山陰本線全線の整備が進む契機となりました。地域住民の移動手段としても重要な役割を果たし、日本の鉄道網拡大を象徴しました。

1897年京都鉄道二条駅嵯峨嵐山駅山陰本線

1902年

ベルリン地下鉄が開業。

1902年、ベルリンでドイツ初の地下鉄が開業し、近代都市交通の幕開けとなった。

1902年2月15日、ベルリンで初の都市型地下鉄路線「ベルリンUバーン」が開業した。当初は全長約10キロ、13駅で運行を開始し、乗客の輸送力向上に寄与した。建設には先進的なトンネル工法が採用され、都市景観への影響を最小限に抑えた。 Uバーンはその後も路線網を拡大し、現在のドイツ最大級の地下鉄システムへと成長した。近代都市交通史における先駆けとして高く評価されている。

1902年ベルリン地下鉄

1943年

鉄道省が戦力増強を目的にダイヤ改正を実施。東海道本線を走る特急列車の運転廃止、地方の急行列車などの運転縮小が行われた。

1943年、鉄道省は戦力増強を目的としたダイヤ改正を実施し、特急列車の運転廃止などを行った。

1943年2月15日、鉄道省は戦時体制強化の一環としてダイヤ改正を実施した。東海道本線を走る特急列車は燃料節約と輸送力優先のためすべて廃止された。地方路線でも急行列車の本数が大幅に削減され、物資輸送が優先された。これにより通勤や旅行の利便性は低下したが、軍需輸送の効率化が図られた。戦後復興期まで一部列車運行は再開されず、鉄道輸送の戦時影響を象徴する出来事となった。

1943年鉄道省ダイヤ改正東海道本線特急急行

1998年

阪神電気鉄道と山陽電気鉄道が阪神梅田駅山陽姫路駅間に直通特急の運転を開始。

1998年、阪神電気鉄道と山陽電気鉄道が直通特急列車の運転を阪神梅田－山陽姫路間で開始しました。

阪神・山陽両社は総延長約150km以上の区間で直通運転を実施し、関西圏と播磨地域を結びました。 1998年2月15日の運転開始により、大阪市中心部から姫路方面へのアクセスが大幅に向上しました。使用車両は両社で連結・相互乗入れが可能な直通特急用車両が導入され、快適な車内設備が提供されました。この直通特急は観光客や通勤客に好評を博し、沿線地域の経済活性化にも寄与しました。現在も阪神・山陽直通特急は運行が継続され、関西南部と播磨地域の結びつきを支えています。

1998年阪神電気鉄道山陽電気鉄道阪神梅田駅山陽姫路駅直通特急