1862年
大野佐吉が浅草瓦町(現在の台東区浅草橋)で鮒佐を創業。醤油で煮る現在の佃煮の形を創り上げる。
大野佐吉が浅草瓦町で『鮒佐』を創業し、醤油で煮る現在の佃煮の形を確立しました。
1862年2月15日、江戸(現在の東京都台東区浅草橋)にて大野佐吉が『鮒佐』を創業し、魚介類を醤油で煮詰める佃煮の製法を完成させました。
従来の味噌煮とは異なり、醤油の風味と保存性を両立させた調理法は庶民の間で瞬く間に広まりました。
佃煮の名は江戸前の漁村・佃に由来するとされ、佐吉はこれを商品化することで成功を収めました。
鮒佐は品質管理や流通網の整備にも注力し、後の日本の食文化に大きな影響を与えました。
その後、佃煮は全国に普及し、家庭料理や贈答品として定着しました。
1862年
大野佐吉
台東区
浅草橋
鮒佐
醤油
佃煮