02月13日の命日 - 芸術家・音楽家

1571年

ベンヴェヌート・チェッリーニ

(1500 - 1571)

美術家

イタリア・ルネサンス期を代表する彫金家、彫刻家。自伝『我が生涯の物語』でも知られ、多彩な才能を発揮した芸術家です。

ベンヴェヌート・チェッリーニ（1500年–1571年）は、フィレンツェ出身の彫金家、彫刻家、そして作家です。彼はフィレンツェやローマ、パリなどで王侯貴族に仕え、美しい金細工や彫刻作品を制作しました。自伝『我が生涯の物語』では、彼の波乱に満ちた人生や芸術観が赤裸々に綴られています。代表作には『メドゥーサの首を持つペルセウス像』や『ゴリアテの首を持つダビデ』の彫像があります。その多才さと強烈な個性は、後世の多くの芸術家にも影響を与えました。

1571年ベンヴェヌート・チェッリーニ美術家 1500年

1693年

ヨハン・カスパール・ケルル

(1627 - 1693)

作曲家、オルガニスト

作曲家オルガニスト

バロック期のドイツ出身の作曲家・オルガニスト。官職を務めながら多彩な鍵盤作品を残しました。

ヨハン・カスパール・ケルル（1627年–1693年）は、17世紀バロック音楽を代表する作曲家・オルガニストです。ミュンヘンやフランクフルトで宮廷オルガニストを務め、その高い演奏技術で知られました。教会カンタータやオルガン曲、チェンバロ曲など幅広い鍵盤楽曲を作曲し、後のバッハにも影響を与えました。彼の作品は情緒豊かなコラール前奏曲やインヴェンションが特色で、ドイツ・バロック音楽の発展に貢献しました。晩年はウィーンでも活動し、1693年に没しました。

1693年ヨハン・カスパール・ケルル 1627年

1744年

ピエール・ゴベール

(1662 - 1744)

画家

フランス王室の肖像画家。ルイ14世や王族の優雅な姿を描いたことで知られます。

ピエール・ゴベール（1662年–1744年）は、17世紀末から18世紀初頭に活躍したフランスの肖像画家です。ルイ14世やオルレアン公爵家など王族・貴族の肖像を多数手がけ、華麗で優美な作風が特徴です。ロココ様式の先駆けとしても評価され、その繊細な装飾描写は当時の宮廷文化を反映しています。パリのサロンなどで高い評価を受け、多くの貴族から依頼を受けました。代表作には複数の王族肖像画があり、現在もルーヴル美術館などで所蔵されています。

1744年ピエール・ゴベール 1662年

1756年

ヨハン・ゲプハルト

(1676 - 1756)

画家

ドイツのバロック期に活動した画家。詳細な資料は少ないものの、教会装飾などを手がけた可能性があります。

1756年ヨハン・ゲプハルトドイツ語版 1676年

1788年

ジャン＝ジェルマン・ドルーエ

(1763 - 1788)

画家

フランスの新古典主義期を代表する画家。若くしてヨーロッパ各地で注目を浴びました。

ジャン＝ジェルマン・ドルーエ（1763年–1788年）は、ローマで学んだ後、歴史画を中心に制作したフランスの新古典主義画家です。パリのアカデミー・ロワイヤルで受賞歴を持ち、古典文学や古代史を題材にした作品で高く評価されました。代表作には『カトーの死』などがあり、厳格な構図と均整の取れた人物描写が特徴です。若くして夭折したものの、その鮮烈な筆跡は後進の画家に影響を与えました。現在もルーヴル美術館などで彼の作品が鑑賞されています。

1788年ジャン＝ジェルマン・ドルーエ 1763年

1821年

ジャン＝ジャック・ラグルネ

(1739 - 1821)

画家、版画家

画家版画家

フランスのロココ期を代表する画家・版画家。神話や歴史画で高い評価を得た。

1739年にパリで生まれ、アカデミー・ロワイヤルで絵画を学ぶ。イタリア留学を経て古典様式を取り入れた優美な作風を確立し、神話や歴史を題材にした作品を多く手掛けた。版画制作にも深く関わり、複製技術の発展に寄与。王室や貴族からの注文で肖像画も制作し、その繊細な筆致が高く評価された。1821年2月13日に亡くなり、ロココ美術の一翼を担った功績が後世に伝えられている。

1821年ジャン＝ジャック・ラグルネ 1739年

1874年

ヨハン・ブルグミュラー

(1806 - 1874)

作曲家、ピアニスト

作曲家ピアニスト

ドイツの作曲家・ピアニスト。子供向けピアノ練習曲で広く知られる。

1806年にシュトルベルクで生まれ、早くから音楽の才能を開花させた。兄のノルベルトとともに演奏活動を続けつつ、作曲家としても頭角を現す。代表作『25の練習曲（Op.100）』や『アラベスク』などは、技術的に適度な難易度と詩情豊かな旋律を兼ね備え、現在も初心者向けピアノ曲集として愛用されている。1874年2月13日に没したが、教育的価値の高い作品群でその名を残し続けている。

1874年ヨハン・ブルグミュラー作曲家ピアニスト 1806年

1883年

リヒャルト・ワーグナー

(1813 - 1883)

作曲家

ドイツの作曲家・指揮者。楽劇の形式を確立し、オペラ界に革新をもたらした。

1813年にライプツィヒ近郊で生まれ、若い頃から作曲と演劇に没頭。『ニーベルングの指環』や『トリスタンとイゾルデ』などの楽劇で壮大な音楽ドラマを創出し、総合芸術（Gesamtkunstwerk）を提唱した。革新的な和声と管弦楽法、舞台演出の理念で後世の作曲家に多大な影響を与えた。一方、その政治思想や反ユダヤ主義的主張が論争を呼び、賛否両論を巻き起こした。1883年2月13日に没し、その重厚な作品群は今日も世界中で上演され続けている。

1883年リヒャルト・ワーグナー 1813年

1916年

ヴィルヘルム・ハンマースホイ

(1864 - 1916)

画家

デンマークの画家。静かな室内風景と落ち着いた色調による詩的な作風で知られる。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ（1864-1916）はデンマークを代表する画家で、静謐な室内風景や人物像を主題に作品を制作しました。控えめな色彩と単純化された構図を用い、家具の配置や光の陰影で生まれる静けさを表現した点が特徴です。最も有名な作品群は自身の住居を描いた室内画で、日常の一瞬を詩的に切り取ったような雰囲気を醸し出しています。彼の作風は北欧の静謐主義を象徴し、20世紀のモダニズム絵画にも影響を与えました。現代でも美術館やギャラリーで高く評価され、多くの展覧会が国内外で開催されています。

1916年ヴィルヘルム・ハンマースホイ画家 1864年

1931年

小出楢重

(1887 - 1931)

洋画家

1931年小出楢重洋画家 1887年

1937年

山中直治

(1906 - 1937)

作曲家

1937年山中直治作曲家 1906年

1958年

ジョルジュ・ルオー

(1871 - 1958)

画家

フランスの画家。フォーヴィスムや宗教画で知られる。

ジョルジュ・ルオーは1871年にパリ近郊で生まれ、印象派以降の画風を受け継いだ。鮮やかな色彩と太い輪郭線を特徴とし、フォーヴィスムや表現主義の画家として評価される。劇場の道化師やキリスト教主題の作品を多く手がけ、人間の内面や信仰心を表現した。生涯を通じて個展を開催し、その独自の画風は20世紀美術に大きな影響を与えた。その作品はパリ万国博覧会などで展示され、国際的な評価を獲得した。

1958年ジョルジュ・ルオー 1871年