1891年

河合栄治郎

(1891 - 1944)

社会思想家、経済学者

社会思想家 経済学者
日本の社会思想家・経済学者。クリスチャン・ソーシャリズムを提唱した。
1891年に岐阜県で生まれ、東京帝国大学で経済学を学んだ。教授として後進の指導にあたりつつ、キリスト教的価値観を基に労働者の権利や社会福祉の重要性を訴えた。著書に『経済と倫理』などがあり、日本の社会思想界に大きな影響を与えた。1944年に逝去。
1891年 河合栄治郎 1944年
1898年

安岡正篤

(1898 - 1983)

陽明学者

陽明学者
陽明学の研究者。教育者として多くの門弟を育成した。
安岡正篤(1898-1983)は、日本を代表する陽明学者・教育者です。王陽明の思想を現代に継承・発展させ、倫理道徳や自己啓発の領域で影響力を持ちました。『東京修養団』を主宰し、数多くの政治家、実業家、文化人を育成。著書には『大学読本』『生き方の示路』などがあり、易経や儒学の解説を通じて多くの読者に支持されました。晩年まで精力的に講演や執筆活動を続け、その思想は今も広く学ばれています。
1898年 安岡正篤 陽明学者 1983年
1904年

唐木順三

(1904 - 1980)

文芸評論家、哲学者、思想家

文芸評論家 哲学者 思想家
戦後日本の思想界を牽引した文芸評論家・哲学者。
唐木順三(1904-1980)は、日本の文芸評論家・哲学者・思想家として活躍しました。西洋哲学や日本の古典に精通し、独自の批評理論や思想を展開。代表作『西洋近代批判序説』『日本的なるもの』などで知られ、文化と哲学の対話を通じた批評的視点を提供しました。文学作品の深い解釈にも定評があり、戦後の知識人や研究者に大きな影響を与えました。
1904年 唐木順三 1980年