02月12日の命日 - 思想家・哲学者

1804年

イマヌエル・カント

(1724 - 1804)

哲学者

ドイツの啓蒙思想家・哲学者。批判哲学を体系化し、近代哲学に革新をもたらした。

1724年にケーニヒスベルクで生まれ、終生その地を拠点とした。『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三大批判書で認識論と倫理学の基礎を築いた。経験と理性の関係を再定義し、ドイツ観念論に大きな影響を与えた。定言命法の概念を提示し、近代倫理学の礎を築いた。天文学や自然科学への関心も深く、科学哲学にも寄与した。 1804年に没し、その思想は今日まで哲学の中心的テーマとなっている。

1804年イマヌエル・カント哲学者 1724年

1834年

フリードリヒ・シュライアマハー

(1768 - 1834)

神学者、哲学者

神学者哲学者

ドイツの神学者・哲学者。近代神学の父と称される。

1768年にポツダム近郊で生まれ、神学と哲学を学んだ。宗教的経験を重視する神学を展開し、礼拝の重要性を強調した。『キリスト教の本質に関する対話』などの著作で教会と個人の関係を論じた。ドイツ観念論やロマン主義にも影響を与え、近代神学の基礎を築いた。比較宗教学の先駆的研究を行い、宗教哲学の発展に寄与した。 1834年に没した。

1834年フリードリヒ・シュライアマハー神学者哲学者 1768年

1904年

Antonio Labriola

(1843 - 1904)

哲学者、社会主義者

哲学者社会主義者

イタリアの哲学者・社会主義思想家。マルクス主義哲学の普及に大きく貢献した。

1843年にローマで生まれ、古典学と哲学を学ぶ。ドイツでマルクス主義に触れ、帰国後にその理論をイタリアに紹介。哲学史や倫理学の研究を通じて、弁証法的唯物論を提唱。多数の論考を発表し、イタリア社会党の思想的基盤を築く。グラムシやジェンティーレら後進の学者に影響を与え、社会主義思想の発展に寄与。1904年に没し、その遺産は20世紀のマルクス主義研究に生き続ける。

1904年 Antonio Labriola 社会主義者 1843年

2008年

渡邊二郎

(1931 - 2008)

哲学者

1931年生まれ、2008年没の日本の哲学者。

渡邊二郎 1931年