2002年

長崎水族館で、世界最高齢のキングペンギン「ぎん吉」が死去。飼育期間39年9か月15日。

長崎水族館で飼育されていた世界最高齢のキングペンギン「ぎん吉」が39年余りの生涯を終えた。
2002年2月11日、長崎ペンギン水族館にて飼育されていたキングペンギンの『ぎん吉』が死去しました。 彼は1962年頃より飼育され、39年9か月15日という世界でも例を見ない長寿を記録しました。 長崎水族館では飼育の長さと生存記録がギネス世界記録にも認定され、多くの来館者から愛され続けました。 死去を受けて館内では追悼イベントが行われ、飼育スタッフや市民から惜しむ声が寄せられました。 『ぎん吉』の生涯は保全技術の向上や長期飼育研究にも貢献したと評価されています。
2002年 長崎水族館 キングペンギン
2009年

北海道釧路市の釧路川河口にラッコが出現。クーちゃんと名付けられる。

北海道釧路市の釧路川河口にラッコが現れ、市民から『クーちゃん』と呼ばれて親しまれた。
2009年2月11日、北海道釧路市の釧路川河口で野生のラッコが目撃され、地域住民の間で話題となりました。 内陸の河口域にラッコが現れることは極めて珍しく、観察のため多くの市民や報道陣が集まりました。 この個体は『クーちゃん』と名付けられ、愛らしい姿が写真や映像で全国に発信されました。 地元の漁業関係者らはラッコの行動を観察しつつ、保護活動にも協力しました。 『クーちゃん』の出現は釧路湿原や沿岸生態系への関心を高める契機となりました。
2009年 北海道 釧路市 釧路川 河口 ラッコ クーちゃん