02月11日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1796年

ジョヴァンニ・パチーニ

(1796 - 1867)

作曲家

イタリアのオペラ作曲家。生涯で70以上のオペラを手がけ、ロマン派音楽に貢献した。

1796年にイタリアで生まれたジョヴァンニ・パチーニは、ロマン派オペラを中心に70以上の作品を生み出した作曲家です。1819年に初期作『リナルドとデスメリンダ』で成功を収め、以後多くの劇場で上演されました。ドラマチックな旋律と精緻なオーケストレーションを特徴とし、19世紀イタリア音楽界で高い評価を得ました。イタリア各地を巡演して影響を広げ、後続の作曲家にも影響を与えました。1867年に没し、その作品は現在でもオペラ・レパートリーに残ります。

1796年ジョヴァンニ・パチーニ作曲家 1867年

1855年

エーリック・ヴァーレンショルド

(1855 - 1938)

画家

スウェーデンの画家で、印象主義や象徴主義を取り入れた幻想的な作品で知られます。

エーリック・ヴァーレンショルド（1855-1938）はスウェーデンの画家です。印象主義や象徴主義の影響を受けた幻想的な風景画や人物画を制作しました。パリ留学を通じてヨーロッパの芸術潮流を吸収し、スウェーデンに紹介しました。国内外の展覧会で高い評価を得て、多くのコレクションに収蔵されました。教育者として後進の指導にも尽力し、スウェーデン美術の発展に貢献しました。

1855年エーリック・ヴァーレンショルド画家 1938年

1881年

カルロ・カッラ

(1881 - 1966)

画家

イタリア未来派を代表し、後に形而上絵画を確立した画家。

1881年にイタリアで生まれ、20世紀初頭に未来派運動に参加。大胆な色彩と動きの表現で注目を集め、その後形而上絵画へと画風を転換。静謐で神秘的なモチーフを描く手法を確立し、美術理論にも造詣が深かった。長い画家生活を通じて多くの画家に影響を与え、1966年にその生涯を閉じた。

1881年カルロ・カッラ画家 1966年

1883年

小林古径

(1883 - 1957)

日本画家

日本画壇を代表する日本画家。優美な色彩と繊細な筆致で知られる。

1883年に京都で生まれ、京都市立絵画専門学校で日本画を学んだ後、日本美術院に参加。古典的な題材をもとに、独自の画風を築き上げ、『婦女草花図』など華麗な作品を多数制作。後進の指導にも力を注ぎ、日本画の伝統と革新を融合させた活動で高く評価された。1957年に逝去。

1883年小林古径日本画家 1957年

1889年

清水金太郎

(1889 - 1932)

声楽家

1889年清水金太郎声楽家 1932年

1894年

田垣内友吉

(1894 - 1931)

洋画家

1894年2月11日生まれの日本の洋画家。大正期を中心に作品を制作した。

田垣内友吉は1894年2月11日に生まれ、日本の洋画家として活動しました。大正期を中心に油彩を用いた作品を制作し、昭和初期までに多数を発表しました。短い生涯の中で多くの油彩画を残しています。その作品は近代日本の洋画史において貴重な資料とされています。 1931年に37歳で逝去しました。

田垣内友吉 1931年

1898年

辻吉之助

(1898 - 1985)

ヴァイオリニスト

1898年2月11日生まれの日本のヴァイオリニスト。国内外で演奏活動を行った。

辻吉之助は1898年2月11日に生まれ、日本のヴァイオリニストとして活躍しました。国内のコンサートホールでソロやオーケストラとの共演を重ねました。その卓越した技術と表現力が高く評価され、聴衆を魅了しました。録音も残されており、その演奏は現在でも一部で聴くことができます。 1985年に87歳で逝去しました。

辻吉之助ヴァイオリニスト 1985年

1902年

アルネ・ヤコブセン

(1902 - 1971)

建築家、デザイナー

建築家デザイナー

デンマークの建築家・デザイナー。モダニズム建築と家具デザインの先駆者。

1902年にコペンハーゲンで生まれ、王立芸術アカデミーで建築を学ぶ。SASロイヤルホテルの設計、象徴的なエッグチェアやスワンチェアのデザインで知られる。機能性と美しさを融合させた数々の作品は世界中の建築・インテリアに影響を与えた。公共建築から家具まで手掛け、一貫したデザイン哲学を貫いた。1971年に没し、そのモダニズムの遺産は今なお受け継がれている。

1902年アルネ・ヤコブセン建築家デザイナー 1971年

1908年

笹村草家人

(1908 - 1975)

彫刻家

日本の彫刻家。戦後の近代彫刻に携わった。

1908年に生まれ、20世紀中頃から彫刻活動を開始した。木彫やブロンズの作品で自然や人間をテーマに制作した。国内の展覧会に出品され、彫刻界で評価を得た。1975年に死去し、その作品は現在も美術館で展示される。

1908年笹村草家人彫刻家 1975年

1909年

ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ

(1909 - 1993)

映画監督

アメリカの映画監督・脚本家。二度のアカデミー賞監督賞を受賞した。

1909年にニューヨークで生まれ、ハリウッドで脚本家として活動を始めた。1950年の『三人の妻への手紙』と1951年の『イブの総て』でアカデミー賞監督賞を連続受賞した。巧みな対話と人間ドラマの構築で知られ、数多くの名作を世に送り出した。1993年に死去した。

1909年ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ映画監督 1993年

1912年

丸木俊

(1912 - 2000)

洋画家

日本の洋画家。戦後の美術界で活動した。

1912年に生まれ、油絵を中心に制作活動を行った。ヨーロッパの技法を取り入れた自由な作風で知られる。展覧会への出品や美術運動への参加を通じて戦後日本の洋画発展に寄与した。2000年に亡くなり、その作品は絵画コレクションに所蔵されている。

1912年丸木俊洋画家 2000年

1912年

ルドルフ・フィルクスニー

(1912 - 1994)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

20世紀を代表するチェコ出身のピアニストで、チェコ作品の普及に尽力した作曲家。

1912年チェコスロバキア・ブルノに生まれる。幼少より音楽的才能を示し、ウィーン音楽院で学ぶ。アルトゥル・シュナーベルのもとで研鑽を積み、国際的な演奏家となる。ヤナーチェクやドヴォルザークなどチェコ作品の普及に尽力。第二次世界大戦を機にアメリカへ移住し、後進の指導にも携わる。作曲家としての作品も残し、演奏活動と並ぶ業績を築く。 1994年にニューヨークで逝去。

ルドルフ・フィルクスニーピアニスト作曲家 1994年