2008年

崇礼門放火事件。

2008年、韓国・ソウルの崇礼門が放火により大きく損傷しました。
崇礼門(南大門)は朝鮮時代に建造され、ソウルの国宝第1号に指定された歴史的建造物です。しかし2008年2月10日未明、放火により大部分が焼失し、貴重な木造遺構が壊滅的な被害を受けました。事件は文化財保護の重要性を国内外へ強く示し、その後5年をかけた復元プロジェクトが進められ、2013年に修復を終えて再公開されました。この事案は市民や専門家の文化遺産保全意識を喚起する契機となりました。
2008年 崇礼門放火事件